2015年3月12日●私がプロデユースした『成功したければマニュアルどおりにやりなさい』(工藤正彦・著、実務教育出版、1512円)が発売される |
著者の工藤氏を知人から紹介されて約1年半。やっと本ができたのでほっと一息といったところ。工藤氏は自称“マニュアル屋”だが、これまで中小から大企業、有名企業のマニュアルを1500タイトル以上つくってきたので、自称だけはないホンモノ マニュアル屋だ。 「マニュアル」を作成するには、その会社で最も成果を上げている社員(ハイパフォーマー)を取材し、「成果の出た行動」から「成果の出る考え方」を導き出し、その考え方にそって誰もが同じ成果を出せるように、行動を簡素化し、体系化するのだという。そうすることで「基本」ができ上がるという。 つまり、仕事ができるというのは、あきれるほどに「基本」に忠実な結果である。 この考え方に共鳴して、工藤氏がつくった膨大なマニュアルを見せてもらい、また、下原稿をもらってそれを読者に理解できるようにアレンジ作業を行った。実務教育出版の担当編集者・松原健一氏も、作業を進めるうちに、マニュアルがいかに威力を持つか理解して、20代ビジネスパースン向けのいい本ができたと自負している。 工藤氏に出会うまで「マニュアル人間なんて価値がない」と思ってきたが、じつはこの世はマニュアルどおり(=基本通り)にできない人間だらけで、それなら「マニュアル人間」のほうがよほどいいということがわからなかった。自分流、オリジナリティで世の中を渡れるのは、よほどの才能の持ち主だけだ。 http://www.amazon.co.jp/成功したければマニュアルどおりにやりなさい%E3%80%82-工藤-正彦/dp/478891087X
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