16/12/25●「2016年、出版界10大ニュース」1位は、太洋社の自己破産? |
『新文化』(12月22日号)が毎年恒例の「出版界10大ニュース」を掲載しているので、以下、まとめさせてもらうが、例年と比べてなにか違和感がある。 1、太洋社が自主廃業から一転自己破産 芳林堂書店破産による不良債権が引き金 2、書店のM&A、資本提携相次ぐ 大手取次会社も書店買収・提携へ 3、新取次「大阪屋栗田」が誕生 大阪屋が栗田を吸収統合、社長に大竹氏 4、熊本地震で書店が被災・休業 出版社・取次など業界横断で支援 5、「週刊文春」がスクープ連発 「週刊文春デジタル」読者2.5倍に 6、〝雑誌読み放題″に憂慮の声 紙版の販売部数落ち込みに影響 7、メジャー雑誌、休刊相次ぐ 休刊116点、前年超えほぼ確実 8、初の12.31「特別発売日」 新たな市場創出なるか注目 9、「文庫X」全国650店に波及 さわや書店フェザン店が仕掛ける 10、教科書発行社が謝礼 学校関係者に教材無償提供 |