17/02/15●KADOKAWA誤植本は校正ではなく編集ミス |
考えられないミスが30カ所も見つかったKADOKAWA『岐阜信長歴史読本』だが、ミスの原因は校正側ではなく編集側にあったことが判明した。校正を行った編集プロダクション「ぷれす」(東京・新宿区)の奥村侑生市社長によると、問題発覚後に依頼された原稿を再確認したところ、指摘があった箇所は、すべて校正者が誤りを伝えていたという。ところが、それが反映されなかったわけで、その原因は、編集者がチェックを怠り、校正前のデータで印刷に入稿してしまったからと思荒れる。 「InDesign」でDTP作業をしていると起こりがちなミスだが、それでも、最終校了段階で読めば気がつくはずだから、よほど仕事がきつくて、スルーしてしまったのかもしれない。 |