17/03/31●東京地裁『日本会議の研究』一転して出版認める |
「森友学園問題」で一躍“時の人”となった菅野完氏のベストセラー新書『日本会議の研究』の出版差し止めの仮処分が、一転して出版許可に変更された。東京地裁(中山孝雄裁判長)は3月31日、「真実でないと断じるには疑念が残る」と判断、出版元の扶桑社による異議を認めた。版元の扶桑社によると、これまでの発行部数は計18万5000部。1月の決定を受けて該当部分の36文字を黒塗りにした修正版が既に店頭に並んでいるが、今後は対応を検討するとしている。 |