メルマガ[316〜322] 連載「迫り来る危機」(1)〜(7) |
■[No.316 2017/08/01]迫り来る危機(1)絶望のアベノミクス。なにも打つ手がなくなった日本経済 「一強」と言われた安倍政権がレイムダック化してきました。東京五輪がある2020年までは、安倍政権による安定した政治が続いていく。そう漠然と思われていた近未来は、いまやまったく予測できないものになってきました。 そこで、今回から何回かに分けて、迫り来る日本の危機について述べていきます。今回は、アベノミクスとはなんだったのか?です。 ■[No.317 2017/08/02]迫り来る危機(2)絶望のアベノミクス。異次元緩和からの脱却はできるのか? 昨日に続いて、アベノミクスが終わったとき、日本はどうなるかを考えます。アベノミクスはただのアナウンスで、実際に行われてききたのは「異次元緩和」だけですから、はたしてこれを終えることができるのか? つまり、出口はあるのか? できないとしたら、どうなるのか? を、安倍政権がレイムダック化したいま、考えるときがやってきました。 [No.318 2017/08/08]迫り来る危機(3)日本企業総崩れか。あのトヨタまで電気自動車(EV)で時代遅れになるのか!? 先週に続いてシリーズでお届けしている「迫り来る危機」の第3回目は、日本を代表する企業トヨタ自動車が、時代遅れになるのではないかという問題です。 この問題は今年になって顕在化し、メディアでも騒がれるようになっていますが、このメルマガでは、すでに何度もお伝えしています。今回は、トヨタが電気自動車で大きく出遅れてしまったという問題です。 なぜ、こんなことになったのか? それは、アベノミクスが単なる掛け声だけで、経済産業省をはじめとする官僚たちに、改革意識のかけらもないからです。 [No.319 2017/08/09]迫り来る危機(4)AI時代に手も足も出なくなりそうな日本。人材も大量に不足のうえ、やる気なし。 昨日は、トヨタが次世代カーの予測を誤り、EV(電気自動車)の開発で大きく出遅れてしまったことを述べました。トヨタの状況はかなり厳しいものがあります。 ただ、トヨタよりももっと厳しいと言えるのが、AI分野です。いまやAIは全産業を変えようとしていますが、日本は完全に周回遅れだと言うのです。 これもまた、安倍政権、アベノミクスという実態のない政策が続いた弊害です。 [No.320 2017/08/15]迫り来る危機(5)年金は本当に崩壊するのか? 2025年「超高齢化社会」では支給開始年齢が75歳になるかも。 今月ずっとシリーズでお届けしている「迫り来る危機」、5回目の今回は年金崩壊です。すでにこの制度は破綻しているのに、政府としては続けざるをえなくなっています。本来なら、大改革すべきなのに、安倍政権は結局なにもしないできました。 そして、いま持ち上がっているのが支給年齢の大幅引き上げです。はっきり言って、こんなかたちで制度を維持するなら、いっそうのことやめてしまったほうがましでしょう。 [No.321 2017/08/16]迫り来る危機(6)もはや日本には希望がない。なぜ、若者がここまで希望を持てない国になってしまったのか? 昨日は「年金問題」で、主に高齢世代を扱った。高齢化社会を支える年金が事実上崩壊していることを仔細に述べました。そこで、今回は若い世代にスポットを当ててみます。 現在、日本の若い世代は、将来を悲観しています。希望を持っていません。これは、各種調査で明らかで、この状況が続けば、日本は衰退していくのは間違いないでしょう。 [No.322 2017/08/22]迫り来る危機(7)円の暴落、ハイパーインフレ、預金封鎖が起こるとしたら、どう対策すればいいのか? 安倍政権が弱体化し、この先の日本がどうなっていくのかという不安のなかで始めたこのシリーズですが、今回が最終回です。 すでに、アベノミクスが失敗に終わったこと、異次元緩和の出口がないこと、日本のものづくり産業が危機に瀕していること、年金が崩壊すること、若者たちに希望が失われていることなどを述べてきました。 そうして行き着くのは、やはり、財政破綻によって引き起こされる、円の暴落、ハイパーインフレ、預金封鎖です。 このことに関しては、過去のメルマガでも何回もふれてきましたが、今回はこれに対して対策があるのかどうかを考えます。 |