G1予想[211]第42回エリザベス女王杯(2017年11月12日) |
2017年 11月 09日(木曜日) 12:03 |
「黒=2枠」からの枠連総流し
今回のエリザベス女王杯は、有力馬が5指に余り、どこからでも買える。したがって、一般ファンは迷いに迷う。予想家は決まって、こういうレースを「面白い」と言う。 しかし、本当にそうだろうか? 以下、有力馬を列記してみる ヴィブロス、ディアドラ、クイーンズリング、ミッキークイーン、ルージュバック、スマートレイアー、リスグラシュー、モズカッチャン、クロコスミア------。
おそらくヴィブロスが1番人気になるだろうが、もし来なかったとしたら、「やはりね」で終わる。しかし、来たとしても「やはりね」ではないだろうか。 ディアドラにしても、ルージュバック、スマートレイアーにしても、来ても来なくても「やはりね」ではないだろうか。 というわけで、こういうときは馬を選んではいけないというのが、長年にわたって培ってきた私の馬券観だ。もちろん、馬を選ぶという予想はどんなレースにおいても無意味だが、こういうレースではなおさら無意味だ。ともかく、予想をすればするほど、結果から遠ざかる。
そこで、いきなり天気の話に話を変える。 今週は、昨日の火曜日から急に寒くなった。それまでは、毎日、60度以上になり、11月の気候とは思えない暖かさだった。いつもなら、11月に入ればダウンは欠かせない。去年は、10月の半ばから寒くなり、慌ててダウンを買い走ったりしたが、今年は違った。去年買ったダウンを着ないですむ日々が続いた。 ところが、私は疑い深い性格なので、もういくらなんでも寒くなるだろうと、11月になってすぐ、天気予報を無視して厚着で出かけたら、地下鉄の中でびっしょり汗をかいてしまった。 昔と違って、天気予報はほぼ確実に当たる。それを実感した。
一昨日もそうだった。朝は雲ひとつない快晴だったのに、午後になると、夕方まで4時間ほど雨が降った。まさか、こんな秋晴れの日に降るわけがないと、天気予報を無視して傘を持たないで出かけたら、えらい目にあった。 天気予報の的中率は競馬予想の比ではない。的中率は90%を超えているはずだ。 天気予報によると、今週は毎日、最低気温が40度台になるという。金曜日には32度、氷点下になるかもしれないという。そのため、昨日から街行く人は、誰も彼もが厚着になった。朝は、吐く息も白くなった。とうとう、私がもっとも嫌いな冬がやってくる。
ところで、この街では、コートといえば男も女も黒や灰色系統のものばかり着ている。コートばかりではない、その下のセーターやトレーナー、ジャケットも、みな、くすんだ色ばかりだ。 この街のファッションは、まったく彩りがない。原色など着ていたら、完全に浮いてしまう。黄色や赤など原色を着ているのは、一目でわかる観光チャイニーズだけだ。 昨日、市長選挙があり、現職のビル・デ・ブラシオ市長が勝った。5区の長も全員が再選された。トランプが大統領になっても、この街は何も変わっていない。トランプはいま北京にいるが、彼がいないほうがこの国はうまくいくだろう。 ということで、エリザベス女王杯は、馬ではなく色で買う。当然、ニューヨークの地味なカラー、ブラックかグレーなるが、枠にグレーはないので、買うのはブラックの2枠。キタサンブラックも勝っていることだし、ブラックは鉄板だろう。 結論:2枠から枠連総流し。 |