G1予想[218]香港国際競走(2018年12月10日) |
2017年 12月 06日(水曜日) 19:46 |
トランプがとんでもないことをやってくれた。先週、税制改革法案が上院で可決された勢いにのって、なんと、エルサレムをイスラエルの首都と承認してしまった。しかも、連邦最高裁はイスラム圏など8カ国の国民の入国を禁じる大統領令について、全面的な執行を認める判断を下した。 これで、アメリカは完全にアラブの敵になり、中東が大混乱に陥ると、世界中が騒いでいる(とくに欧州)。しかし、それのどこが悪いのだろうか? 一時的に東証は今年最大の下落を記録したが、投資家の目は確かなのか。 中東が大混乱してどこがいけないのか? 石油が出ることをいいことに、これまで怠け放題怠けて改革を怠り、いまだに宗教支配が続いている地域だ。どうなってもかまわないではないか? ただし、ここからの難民を受け入れているメルケルは、本当に偉い。トランプがろくでもない大統領なだけはたしかだ。 というわけで、香港の話になるが、12月の香港は、いくら南国とはいえ、風が冷たく寒い日もある。ビクトリアピークなどに行くと、本当に「寒い」と感じることもあるので、パーカーやジャケットが必要だ。ただし、毎日、よく晴れている。香港国際当日も、晴れる模様だ。まだ、出走馬が確定していないが、以下、予想を書き留めておきたい。
[香港ヴァーズ]芝2400m 菊花賞馬キセキ(118)に勝ってほしいし、勝つ力は十分にある。しかし、馬券は買えない。日本発売だから1番人気なってしまうのは間違いないからだ。それで買うならトーセンバジル(113)のほうになるが、どうも買う気にならない。 もちろん、昨年の2着馬でこれが引退レースになるハイランドリール(123)と前走のブリーダーズカップターフでハイランドリールを破ったタリスマニック(122)が人気になるが、今年のブリーダーズカップターフは近年では最低レベルだった。当然2頭ともケリだ。JCで5着と走り過ぎたアイダホもケリだ。 123 ハイランドリール(愛) とういうわけで、ここで買って面白いのは、レイティングからも、成績、実力からもまったく通用しない香港馬イーグルウェイ(113)だ。オーストラリアからの移籍馬で、オーストラリアでは、田舎のG1クイーンズランドダービーを勝ったというだけが勲章の馬だ。来るわけがない。 結論:イーグルウェイから馬連総流し。 [香港スプリント]芝1200m 121 ミスタースタニング(香) 119 ラッキーバブルス(香) ここはなんも考えずに、レイティング最上位の香港馬ミスタースタニング(121)を買う。レッゴードンキ(111)では、香港のスプリントレースは通用しないとみる。ただし、もっと通用しないレイティング最下位馬ワンスインナムーン(110)を厚めにする。。 結論:ミスタースタニングから馬連総流し。ワンスインナムーン厚め。
[香港マイル]芝1600m サトノアラジンと同じレイティングが118 の3歳馬ランカスターボマー(愛)を買う。ここは、昨年の香港マイルで上位4着までを占めたビューティーオンリー(119)、ヘレンパラゴン(119)、ジョイフルトリニティ(117)、コンテントメント(118)がすべて出走してきて人気を分け合っているが、いちばん魅力的なのはランカスターボマーだ。 119 ビューティーオンリー(香) ランカスターボマーは、今季のマイルG1で3度2着しているので、4度目の正直。今年の3歳馬は、日本だけでなく、世界的に豊作だ。 結論:ランカスターボマーの単・複、ランカスターボマーから馬連総流し。
[香港カップ]芝2000m 119 ドーヴィル(愛) まったく人気がない英A.ボールディング厩舎の5歳牝馬ブロンドミー(114)から馬連総流しをする。ブロンドミーは、今年の5月、英G2ミドルトンステークスを制すと、8月の英G1ナッソーステークスでは2着。続く仏G1ヴェルメイユ賞で期待されながら、なんと最下位の11着と惨敗。ところが、今年10月のカナダG1のE.P.テイラーステークス(牝馬限定、芝2000m)に出ると、快勝している。これが引退レースというので、買うしかない。 結論:ブロンドミーから馬連総流し。 |