メルマガ[343]ペットより子供の数が少ない「少子化人口減ニッポン」はこの先どうなるのか? |
No.343 2017/12/26 最近のニュース報道で、「なぜ、これがニュースなのか?」と思ったのが、新聞からテレビまでこぞって取り上げた「ネコがイヌを逆転」です。 これは、全国のイヌとネコの飼育数(推定)が、これまでイヌのほうが多かったのに、史上初めてネコが逆転したというものです。いったい、このどこがニュース的な価値があるのか? 首を傾げますが、視点を変えて見ると、これは、現代の日本社会を象徴する出来事なのかもしれません。 2017年の年末のいま、このニュースをもとに、日本の未来を考えます。 [目次] ───────────── ■ネコがイヌを逆転したことがニュースに ■ネコとイヌの数が子供の数を上回る ■なぜ少子化が進んだのか?本当の原因は? ■ネコの一生70万円、イヌは119万円 ■「未来の年表」に記された悲観的未来 ■出生率が2.1を切ると人口は維持できない ■モノの生産とサービスの向上を追求しすぎた ■人手不足でコンビニはAIが運営するようになる ■成長を前提とした過去の経済学は通用しない ───────────────── |