18/01/12●この年末年始、雑誌がまったく売れないという衝撃の結果が |
中央社が11日、板橋区の本社で「新年ご挨拶の会」を行い、年末年始(12月29日~1月4日)の書店売上げを公表、その数字に出席した出版関係者は衝撃を覚えたという。なんとトータルで、前年同期比9.9%減。「書籍」3.2%減、「雑誌」23.4%減、「コミックス」11.6%減となっていて、雑誌の落ち込みが記録的だったからだ。 挨拶にあたった加藤悟社長は、この数字に「大変な危機感を覚える」と述べたうえ、「(良質なコンテンツを)市場にもっと投入していただきたい。そうすれば活路は必ず見出せる」と訴えたというが、これはコンテンツの問題ではなさそうだ。デジタル時代になり、月間、週間などという雑誌はユーザーのライフスタイルに合わなくなったということだからだ。 |