18/02/17●KKベストセラーズが出版社でなくなる |
2月16日発売の『週刊現代』が、出版社・KKベストセラーズの危機を伝えている。KKベストセラーズといえば、細木数子の『六星占術』シリーズや雑誌『一個人』『歴史人』で知られるが、この1月いっぱいで突如として創業者一族が会社を去り、新社長に廃業支援などを行うコンサルティング会社代表で、33歳の公認会計士・塚原浩和氏が就任した。買収額は明らかにされていないが、新社長は組合との団体交渉の場で「出版事業には興味がない」と断言し、「コンテンツの切り売りを進めていく」と明言したという。同社の売り上げは、2011年度は約120億円だったが、2016年度は約91億円まで減少していた。 |