メルマガ[353] 株価暴落後の世界:なぜNYダウ、日経平均は暴落したのか? |
No.353 2018/02/13 NY市場に端を発した株価暴落の1週間が過ぎましたが、まだ、混乱は治っていません。はたして今後どうなっていくのか、さまざま観測が飛びかっています。 ただ言えることが1つだけあります。それは、株価も経済も、金融緩和によって水増しされてきたバブルであるということです。したがって、リーマンショック以来続いてきた金融緩和が終われば、やがて「この日」が来なければならなかったのです。永遠に続く好景気がないように、永遠に続く株高もあるわけがないのです。 しかし、こんな当たり前のことを、みな忘れていたのか、あるいは忘れようとしてきたわけです。今日は、株価がなぜ暴落したのか? 掘り下げて分析します。 [目次] ───────────── ■「天井を打った」と判断したNY在住投資家 ■大暴落で合理的な理由はすべて吹き飛ぶ ■「上がったものは必ず下がる」と言うほかない ■楽観論が支配した「2018年株価予想」 ■なんと4万円超えまで言い出した専門家 ■ロイターのコラムニストの的確な指摘 ■リーマンショックでFRBはなにをしたのか? ■MITコンセンサスがバブルを起こしている ■政府が経済に介入すれば市場は歪む ■楽観の中で成熟し幸福感の中で消えた上げ相場 ───────────────── |