18/04/16●漫画家よ立ち上がれ!海賊版サイトをいくら非難しブロッキングしても、イタチごっこが続く |
政府が4月13日、整備が整うまでの緊急的な措置として『漫画村』のほか『AniTube』『MioMio』の主要3海賊版サイトおよびこれらと同一とみられるサイトに限り、インターネットサービスプロバイダに対してアクセスの遮断措置、いわゆる「サイトブロッキング」を促す緊急対策を決定した。 これに伴い、“甚大な被害”を受けてきた講談社、集英社、KADOKAWAは緊急声明を発表した。 しかし、14日には『漫画村』の代替サイトと見られる『漫画タウン』が開設され、処置をあざ笑うように、「サイトのせいで漫画の売り上げ落ちたの?ほんとに落ちたの?それはサイトのせいじゃなくて出版社の努力不足だよ。これからも今のままの売り方をするなら漫画は売れないよ」などとツィート、イタチごっこが続くことになった。 しかし、このイタチごっこを終わらせる方法はないとも言えない。それは、違法の疑いのあるサイトと知りつつ広告主に対して直接バナーを提供する直接取引を営業していた広広告代理店を摘発することだ。そうすれば、資金源は絶たれる。つまり、出版社よりも著作権を侵害された漫画家たちが直接立ち上がって、告発すべきだろう。それをしなければ、現状ではこの問題は解決する手立てはない。 |