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G1予想[233]第59回宝塚記念(2018年6月24日)
2018年 6月 18日(月曜日) 23:36

G1馬でない馬のなかから
パフォーマプロミスを指名

 

 上半期の総決算であるグランプリレースというが、最近はそうなっていない。2008年以降、4勝を含む7連対の天皇賞(春)が最有力ステップだが、天皇賞(春)の1~2着馬は[0-1-2-11]と1度も勝っていない。これは、3200m→2200mと距離が大きく短縮されることに加え、京都外回り→阪神内回りとコース替わりすることも大きいと思われる。

 次は、JRAの宝塚記念のファン投票の最終結果だが、上位10頭のうち、出走してくるのは、3頭だけ(○印)。これをもってしても、宝塚記念が上半期の総決算とは言い難くなっている。

《第59回宝塚記念ファン投票=最終結果》
1
位 ○ サトノダイヤモンド 63599票 牡5歳 栗東・池江泰寿厩舎

2位 × スワーヴリチャード 60523票 牡4歳 栗東・庄野靖志厩舎

3位 × シュヴァルグラン 56768票 牡6歳 栗東・友道康夫厩舎

4位 × レイデオロ 51444票 牡4歳 美浦・藤沢和雄厩舎

5位 ○ サトノクラウン 50879票 牡6歳 美浦・堀宣行厩舎

6位 × レインボーライン 45103票 牡5歳 栗東・浅見秀一厩舎

7位 ○ キセキ 40539票 牡4歳 栗東・角居勝彦厩舎

8位 × アルアイン 38664票 牡4歳 栗東・池江泰寿厩舎

9位 × アーモンドアイ 37450票 牝3歳 美浦・国枝栄厩舎

10位 × モズカッチャン 33467票 牝4歳 栗東・鮫島一歩厩舎

 

 結局、現時点での最終出走予定馬は、次の16頭ということになった。

 

 アルバート 58キロ 藤岡康太

 ヴィブロス 56キロ 福永祐一 

 キセキ 58キロ M・デムーロ

 サイモンラムセス 58キロ 小牧太

 サトノクラウン 58キロ 石橋脩

 サトノダイヤモンド 58キロ C・ルメール

 ステファノス 58キロ 岩田康誠

 ストロングタイタン 58キロ 川田将雅

 スマートレイアー 56キロ 松山公平

 ゼーヴィント 58キロ 池添謙一

 タツゴウゲキ 58キロ 秋山真一郎

 ダンビュライト 58キロ 武豊

 ノーブルマーズ 58キロ 高倉亮

 パフォーマプロミス 58キロ 戸崎圭太

 ミッキーロケット 58キロ 和田竜二

 ワーザー(香港調教馬) 58キロ H・ボウマン

 

 メンバーを見ればわかるように、このなかに春の実績馬は1頭もいない。春シーズンのG1勝馬はいなし、好走馬もいない。天皇賞(春)の最先着馬は4着のミッキーロケットであるし、大阪杯出走馬はサトノダイヤモンドだけのうえ7着に敗けている。かろうじてドバイターフ2着のヴィブロスがましと言えるぐらいだ。

 結局、「昔の名前で出ています」馬が主流ということになる。

 となると、一昨年のダービー馬、有馬記念馬サトノダイヤモンドが復活期待で1番人気になり、昨年の菊花賞馬キセキが前走の日経賞9着でも2番人気になりそうだ。前走、香港のQE2世C7着のタンビュライトも、強い4歳世代ということで人気になるだろう。昨年の宝塚記念馬サトノクラウンもまだまだ捨てきれない。また、香港の強豪ワーザーも、十分に勝負になるとして遠征してきただけに侮れない。

 というわけで、本命不在、混戦の宝塚記念となった。

 

【過去10年、宝塚記念・優勝馬と前走、人気】

 

2006年ディープインパクト(天皇賞(春)1着)1番人気

2007年アドマイヤムーン(Qエリザベス2世C 3着)3番人気

2008年エイシンデピュティ(金鯱賞1着)5番人気

2009年ドリームジャーニー(天皇賞(春) 3着)2番人気

2010年ナカヤマフェスタ(メトロポリタンS 1着)8番人気

2011年アーネストリー(金鯱賞3着)6番人気

2012年オルフェーヴル(天皇賞(春) 11着)1番人気

2013年ゴールドシップ(天皇賞(春) 5着)2番人気

2014年ゴールドシップ(天皇賞(春) 7着)1番人気

2015年ラブリーデイ(鳴尾記念1着)6番人気

2016年マリアライト(目黒記念2着)8番人気

2017年サトノクラウン(大阪杯6着)3番人気

 

【宝塚記念、主な過去データ】

 

■このレースでG1初制覇する馬が多い。1984年以降、15頭もG1馬を誕生させている。2001年以降、宝塚記念で初めてG1を優勝した馬は、2001年メイショウドトウ、2002年ダンツフレーム、2008年エイシンデピュティ、2010年ナカヤマフェスタ、2011年アーネストリー、2015年ラブリーデイ。

■阪神が舞台だけに関西馬が圧倒的に強い。

■前走1~3着が勝つレース。例外はオルフェーヴル(天皇賞・春11着)とゴールドシップ(同5着、同7着)の2頭だが、両馬ともすでにG1馬だった。

■過去10年前走4着以下から巻き返した6頭中5頭は前走が天皇賞・春だった。

■前走がG2以下で5着以下に敗れた馬の連対実績は皆無。

■優勝馬はすべて4月以降にレースを使っていた。もっとも間隔が空いていたのが、2010年ナカヤマフェスタの中8週。

■過去10年を見ると、1~3着の延べ30頭はすべてG1かG2を優勝していた。

■過去20年では、1番人気[7-6-2-5]、2番人気[4-2-2-12]、3番人気[2-2-5-11]、4番人気[0-1-3-16]、5番人気[1-2-0-17]、6〜9番人気[5-5-6-64]、10番人気以下[1-2-2-97]。やはり1~3番人気が強い。

■過去20年、脚質別では、逃げ[3-0-5-13]、先行[7-11-7-54]、差し[8-2-6-74]、追込[2-7-2-81]

■過去10年で計4頭の1番人気に支持された牝馬がいるがいずれも敗退。

■過去20年で1~2番人気がともに1~3着に入ったのは4回だけ。

■過去20年で最多の出現枠は8枠6勝[8-1-4-31]。次は6枠5勝[5-0-0-35]。2枠、4枠、7枠は、2着はあるが0勝。

 

【今年の宝塚記念は?】

 さて、世の中、めまぐるしく動いているが、今週は月曜日の朝に大阪で地震があったことが衝撃だった。改めて地震の怖さを認識した。

 サッカーW杯でドイツがメキシコに敗け、ブラジルがスイスと引き分けた後、ゴルフの全米オープンをケプカが勝つのを見た直後に、テレビに地震速報が流れた。なんだ、大阪と思って、その後寝てしまったが、午後起きてニュースを見ると、かなりの規模の地震だった。近畿地方では、あの阪神淡路大震災以来の大きな地震だ。

 

 そこで思い出すのは、阪神淡路大震の年の宝塚記念である。あの年の宝塚記念は、阪神競馬場ではなく、「震災復興支援競走」と名付けられ、京都競馬場で行われた。そして、誰もが忘れがたい出来事が起こった。

 あのときの1番人気はライスシャワー。ライスシャワーは後方から行き、3コーナーの下りに差し掛かかると、いきなり躓いて転倒。乗っていた的場均は、大きく投げ出された。杉本清アナの実況「大歓声が上がった。おっと、1頭落馬! 1頭落馬! こればなにが落馬したんでしょうか?ライスシャワー落馬!ライスシャワー落馬であります!」を覚えている方も多いと思う。

 

 ライスシャワーはその場で予後不良とされて殺処分となった。いまも京都競馬場のパドック奥に建てられた記念碑に、当時の記憶が眠っている。このときの宝塚記念は呪われたレースで、1着になったダンツシアトルもレコードでの激走の反動で屈腱炎になり引退。最下位になったナリタタイシンもレース後に屈腱炎が再発して引退している。また、3着のエアダブリン、14着のネーハイシーザーも屈腱炎を発症し、その後、長期休養となっている。

  というわけで、今年は、あまり買う気が起こらない。なんかイヤな予感がして買う気にならない。しかし、競馬ファンの性で、結局は馬券を買ってしまうのは間違いない。では、イヤイヤなにを買うかだが、こういうときは、単純な買い方にしようと思う。

 つまり、G1馬は全部けり、この宝塚記念を勝てば初G1となる馬のなかから1頭選ぶことにした。

 ところが、G1馬でない馬は、なんと11頭もいる。

 アルバート、サイモンラムセス、ステファノス、ストロングタイタン、スマートレイアー、ゼーヴィント、タツゴウゲキ、ダンビュライト、ノーブルマーズ、パフォーマプロミス、ミッキーロケット

 

 そこで、このなかから重賞未勝利のサイモンラムセスとノーブルマーズをまず外し、残った馬のなかから前走着順がいちばんいい馬を選ぶことにした。パフォーマプロミスだ。

 パフォーマプロミスは3歳時2戦、4歳時2戦、5歳時の昨年やっと7戦してオープン馬となったばかり。そして、今年の年明けに日経新春杯で初重賞制覇。その後の目黒記念で3着して、なんとか出走にこぎつけた。常識的に考えたら、この程度の実績しかない馬が、宝塚記念を勝つとは信じられない。なら、買ってみよう。

 

 結論:パフォーマプロミスから枠連、馬連総流し。

 

 

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