18/06/30●メリーランド州の新聞社「キャピタル・ガゼット」で銃撃、編集者、記者5人が死亡 |
メディア関係者にとって衝撃的な事件が起きた。6月28日(日本時間29日)、メリーランド州アナポリスの新聞社「キャピタル・ガゼット」の社屋で、突如、銃乱射事件が起き、少なくとも5人が死亡、3人が負傷した。「キャピタル・ガゼット」の従業員によると、容疑者はガラスのドア越しに編集部へと銃撃したという。すぐに駆けつけた警察は、メリーランド州在住の30代後半の白人男性を拘束。容疑者はSNSを通して脅迫文を送っていたという。 キャピタル・ガゼットの編集者、ジミー・デバッツ氏は、事件直後、こうツイートした。
“Devastated & heartbroken. Numb. Please stop asking for information/interviews. I’m in no position to speak, just know @capgaznewsreporters & editors give all they have every day. There are no 40 hour weeks, no big paydays - just a passion for telling stories from our communty.” 最後のcommuntyはcommunityのミススペル。よほどショックだったのだろう。 「打ちひしがれ、胸が張り裂けそうだ。なにも考えられない。情報提供やインタビューを求めないでくれ。私は話せる立場にない。キャピタル・ガゼット紙の記者や編集者は毎日、自分たちが持つすべてを捧げてくれていた。週40時間勤務で済むわけでも、たくさんの給料がもらえるわけでもなく、あったのはただ、地域社会から得た話を伝えようという情熱だけだった」 |