18/12/01●出版界に打撃!軽減税率、書籍・雑誌は対象外に |
はたして本当に消費税が引き上げられるのかは別として、そのときに導入される軽減税率が、書籍・雑誌には適用されないことになった。与党が方針を決めた。 出版界は適用を求めてきたが、「有害図書」(エロ系出版物)をどう排除するか、その仕組みができていないことで見送られたわけだ。これは、出版界にとってはダメージである。ますます、書籍・雑誌が売れなくなるのは間違いない。 とはいえ、軽減税率適用には有害図書を区別する「自主検閲」が必要となり、これは表現の自由を放棄することにつながるので、かえってよかったとも言える。さらに、これをやると、憲法第84条の「租税法律主義」を侵すことになる。 軽減税率は、定期購読契約が結ばれた週2回以上発行される新聞への導入は決まっている。 |