19/10/09●「百田直樹小説ヨイショしたら賞品」キャンペーン2日で中止 |
新潮社は4日、7月発売の百田直樹さんの小説『夏の騎士』について、「読書がすんだらヨイショせよ」などと題したキャンペーンをツイッターで始めたが、SNSなどで批判され、わずか2日で中止した。 キャンペーン内容は、「ほめちぎる読書感想文」を募集し、著者の百田さんを「気持ちよくさせた」20人に2万円分の図書カードを贈るというもの。 感想文は読者の自由意志で書くもの。それをいくら賞品を進呈するとしても、内容を限定するなどというのは、読者を馬鹿にしすぎだ。SNSでの批判は当然だろう。それにしても、なぜこんな企画が通ってしまうのか、信じがたいものがある。 |