20/02/21●講談社が好決算、デジタル関連収入が伸長 |
2月20日、講談社が第81期(2018.12.1~19.11.30)の決算を発表した。それによると、売上高は1358億3500万円と前年比で12.7%の伸長。営業利益は約89億円(同293.8%増)、経常利益は約112億円(同139.3%増)、当期純利益は72億3100万円(同152.9%増)と大幅な増益となった。これは「21世紀に入ってから最高の数字」(野間社長)という。 もはや、紙が出版社の中核事業でなくなったと言える。デジタルシフトに成功した好例だ。しかし、こうなるまでに莫大なコストがかかっているので、体力のない多くの中小出版社は脱落していった。 |