20/04/09●緊急事態宣言で書店は休業か時短営業。このままでは「街の本屋さん」は消える |
緊急事態宣言を受け、7都府県で書店の時短営業、休業が広がった。すでに、都市部の大規模店やターミナル駅の中にある書店はほとんどが休業した。たとえば、大阪では阪急・大阪梅田駅の「紀伊國屋書店 梅田本店」(大阪市北区)も休業。SNSでは「紀伊國屋のない梅田なんて」という声が上がっている。「TSUTAYA」は、を当面、臨時休業とすると発表。三省堂書店も神保町本店や有楽町店などが休業に入った。また、JR駅の駅ビルなどに展開しているブックエキスプレスは全23店のうち大規模店を中心に15店が当面休業する。 以上は、大手だが、いわゆる「街の本屋さん」と呼ばれる中小書店は、飲食店と同じく店を閉めれば立ちいかなくなる。コロナ禍次第では、街の本屋さんはほとんどが消滅するのではないだろうか。結局、電子でもリアルでもAmazonの1人勝ちになるだろう。 |