20/04/17●コロナ禍が出版界も直撃、雑誌は発売中止や延期が相次ぐ |
新型コロナが出版界を直撃している。すでに、集英社や講談社などの大手の出版社からも感染者が出て、出版機能の一部が停止している。感染者が出たことで、集英社は4月20日発売の『週刊少年ジャンプ』を延期、一部のコミックスは発売日を5月1日から13日に延期した。講談社は、10誌の刊行と配信を延期した。 また、新型コロナの影響は、編集分野にも及び、イベントや映画と関連した書籍などは、刊行中止や延期が続出している。雑誌は、緊急事態宣言により取材・編集ができないこと、取材対象のイベント中止などで、発売中止か延期に追い込まれている。日販によると4~7月にかけて計71誌が発売中止になるという。 具体的に女性誌の例でいうと、集英社では「モア(MORE)」や「ノンノ(non-no)」など、光文社では「ストーリー(STORY)」「ヴェリィ(VERY)」「美ST」などが、発売が延期されるか合併号になる。宝島社では「スウィート(sweet)」や「ステディ.(steady.)」が、4月号から6月号までの発売日が変更された。 |