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[337]聞いて呆れる「新しい生活様式」。信頼できない政府の言うことを国民は聞かない。
2020年 5月 08日(金曜日) 07:52

退院して1カ月が過ぎ、新緑の季節に変わった。家から一歩も出ていない。もっとも、「コロナ禍」だから出るわけにはいかない。まだ、手術の傷跡が痛む。頼まれた原稿があるので、それに没頭していると、時がどんどん過ぎていく。

 ただ、毎日、欠かさずテレビやネットでコロナ禍の状況を見ている。気になるのは、やはりニューヨークとフィンランド。そして、スウエーデン、英国、イタリア。もちろん、中国も気になる。最近は最悪になりそうなブラジルだ。本当に、どうなっていくのだろうか。

 

 今週、「緊急事態宣言」が1カ月延長された。これで、自粛生活は5月31日までとなったが、14日に「専門家の意見を聞き、可能と判断すれば期間満了を待つことなく解除したい」と安倍晋三首相は言った。毎回、「専門家の意見」である。自分で考えたらどうだろう。

 専門家というが、なにが専門なのか疑わしい。専門的な見地からの進言はなく、データも出さない。

 

 

 とくに、尾身茂副座長は見ていられない。完全に昔の疫学の人間だ。現代の遺伝子工学などを理解していない。なにしろ、これまで1度も、新型コロナウイルスに関しての知見、データなどを口にしていない。クラスターだのオーバーシュートなどという言葉を持ち出して、わけのわからない解説をしている。検査数が少ないことに関しては、毎度、言い訳ばかり。

 座長の脇田隆字氏、押谷仁氏、釜萢敏氏、西浦博氏など、みな、大丈夫なのかと思う。といっても、もっと大丈夫でないのは、安倍首相自身で、いまや完全に国民の信頼を失っている。

 

 こうなると、もはやなにを言っても、国民は聞かない。「勝手にやる」となる。だから、自粛なんて言われても、そもそもウチで愛犬を抱いてテレビを見ている(星野源とのコラボ動画)人間の言うことを聞くわけがない。GW中もいまも、勝手に出かけている。目につかないところでは、思い切り好きなことをしている。

 

 これを“自粛警察”は、自己満足のために取り締まり、メディアもわざと取材して映像を流している。そして、きまって「いっしょに頑張りましょう」と言う。これでは、本当に戦時下の日本、「欲しがりません、勝つまでは」と同じではないか。自粛破りをしているのは、安倍首相以下、政府がまったく信用できないからだ。「このままでは政府に殺される」と思うから、みな従おうとしないのだ。

 これで、「日本人ならできる」と言っている識者は、なにか勘違いしているとしか言いようがない。

 

 

  勘違いと言えば、完全に勘違いしているのが、政府と専門家会議で、なんと「新しい生活様式」なんてものをつくって、こうしましょうと言い出した。

「ステイホーム」だけで十分なのに、事細かく生活の隅々まで指定している。しかも、コロナ対策に関しては常識化していることばかり。「遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ」「会話の際、真正面を避ける」「名刺交換はオンライン」「大皿は避けて横並びに」「料理に集中 おしゃべりは控えめに」----これが専門家、政府が考えることだろうか。西村康稔経済再生相にいたっては、「スマートライフ」と言った。耳を疑う。

 政府は、国民をみな幼稚園児と思っているのか。

 

 政府が国民生活の中身に口を出してはいけない。もし、コロナ禍がなかったら、いま、政府がやっていることは、全体主義国家、権威主義国家のやっていることと同じだ。近代は、国家権力から個人が解放されることによって始まった。自由主義、個人主義、私有財産、民主主義が近代の基盤だ。そういう考え方は、この国の政治家、官僚にはないようだ。

 毎回、プロンプターの原稿を読んでいるだけで、それで国民にメッセージが届くと考えている首相が、本当に哀れで情けない。

 このままいったら日本はどうなるのか? コロナ禍はなんらかのかたちで終わり、ポストコロナの新時代が来るだろうが、そのとき、日本はどうなっているのだろうか?
 

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