• ホーム&サイト
  • 時事ブログ
  • メディアNEWS
  • 仕事の記録
  • メルマガ
  • 外食日誌
  • G1予想
  • 問い合わせ

山田順プライベートサイト

A ROAD TO HEAVEN
Home [337]聞いて呆れる「新しい生活様式」。信頼できない政府の言うことを国民は聞かない。

All Menu(すべてのメニュー)

  • Home & Commentary(「私の視点」時事ブログ/随時更新)
  • About the Site(このサイトについて)
  • Profile(プロフィール)
  • Media News Selection(メディア業界ニュース)
  • Works(仕事の記録)
  • Mail Magazine(メルマガ:未来地図)
  • Regulars(連載記事/時々更新)
  • Special Articles(特別記事)
  • Works Archive(著作、記事の紹介および一部公開)
  • Horse Race(G1予想、競馬エッセイ)
  • Memories of My Father(作家・津田信アーカイブ)
  • Eating-out Diary(外食日誌)
  • 問い合わせはこちら

Link

  • リンク集

Designed by:
SiteGround web hosting Joomla Templates
[337]聞いて呆れる「新しい生活様式」。信頼できない政府の言うことを国民は聞かない。
2020年 5月 08日(金曜日) 07:52

退院して1カ月が過ぎ、新緑の季節に変わった。家から一歩も出ていない。もっとも、「コロナ禍」だから出るわけにはいかない。まだ、手術の傷跡が痛む。頼まれた原稿があるので、それに没頭していると、時がどんどん過ぎていく。

 ただ、毎日、欠かさずテレビやネットでコロナ禍の状況を見ている。気になるのは、やはりニューヨークとフィンランド。そして、スウエーデン、英国、イタリア。もちろん、中国も気になる。最近は最悪になりそうなブラジルだ。本当に、どうなっていくのだろうか。

 

 今週、「緊急事態宣言」が1カ月延長された。これで、自粛生活は5月31日までとなったが、14日に「専門家の意見を聞き、可能と判断すれば期間満了を待つことなく解除したい」と安倍晋三首相は言った。毎回、「専門家の意見」である。自分で考えたらどうだろう。

 専門家というが、なにが専門なのか疑わしい。専門的な見地からの進言はなく、データも出さない。

 

 

 とくに、尾身茂副座長は見ていられない。完全に昔の疫学の人間だ。現代の遺伝子工学などを理解していない。なにしろ、これまで1度も、新型コロナウイルスに関しての知見、データなどを口にしていない。クラスターだのオーバーシュートなどという言葉を持ち出して、わけのわからない解説をしている。検査数が少ないことに関しては、毎度、言い訳ばかり。

 座長の脇田隆字氏、押谷仁氏、釜萢敏氏、西浦博氏など、みな、大丈夫なのかと思う。といっても、もっと大丈夫でないのは、安倍首相自身で、いまや完全に国民の信頼を失っている。

 

 こうなると、もはやなにを言っても、国民は聞かない。「勝手にやる」となる。だから、自粛なんて言われても、そもそもウチで愛犬を抱いてテレビを見ている(星野源とのコラボ動画)人間の言うことを聞くわけがない。GW中もいまも、勝手に出かけている。目につかないところでは、思い切り好きなことをしている。

 

 これを“自粛警察”は、自己満足のために取り締まり、メディアもわざと取材して映像を流している。そして、きまって「いっしょに頑張りましょう」と言う。これでは、本当に戦時下の日本、「欲しがりません、勝つまでは」と同じではないか。自粛破りをしているのは、安倍首相以下、政府がまったく信用できないからだ。「このままでは政府に殺される」と思うから、みな従おうとしないのだ。

 これで、「日本人ならできる」と言っている識者は、なにか勘違いしているとしか言いようがない。

 

 

  勘違いと言えば、完全に勘違いしているのが、政府と専門家会議で、なんと「新しい生活様式」なんてものをつくって、こうしましょうと言い出した。

「ステイホーム」だけで十分なのに、事細かく生活の隅々まで指定している。しかも、コロナ対策に関しては常識化していることばかり。「遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ」「会話の際、真正面を避ける」「名刺交換はオンライン」「大皿は避けて横並びに」「料理に集中 おしゃべりは控えめに」----これが専門家、政府が考えることだろうか。西村康稔経済再生相にいたっては、「スマートライフ」と言った。耳を疑う。

 政府は、国民をみな幼稚園児と思っているのか。

 

 政府が国民生活の中身に口を出してはいけない。もし、コロナ禍がなかったら、いま、政府がやっていることは、全体主義国家、権威主義国家のやっていることと同じだ。近代は、国家権力から個人が解放されることによって始まった。自由主義、個人主義、私有財産、民主主義が近代の基盤だ。そういう考え方は、この国の政治家、官僚にはないようだ。

 毎回、プロンプターの原稿を読んでいるだけで、それで国民にメッセージが届くと考えている首相が、本当に哀れで情けない。

 このままいったら日本はどうなるのか? コロナ禍はなんらかのかたちで終わり、ポストコロナの新時代が来るだろうが、そのとき、日本はどうなっているのだろうか?
 

What's New(最近の更新)

  • [448]とうとうトランプの相互関税が発表され、世界中が困惑、市場は大混乱!
  • [447]花冷えのなか、大岡川、赤煉瓦、山下公園、港が見える丘とお花見散歩
  • ニュースはウクライナ停戦とトランプ関税ばかり。桜開花予想は横浜3月25日
  • [445]オレ様大統領トランプに世界中が振り回され、大混乱の日々が続いている
  • [外食Diary]MOKICHI 鎌倉
  • 25/02/01●昨日(1月31日)で、「夕刊フジ」と「東京中日スポーツ」が廃刊、デジタルに移行。
  • [外食Diary]八芳園(結婚披露宴)
  • [外食Diary]LUXE DINING HAPUNA(品川プリンスH)
  • 25/01/21●米テレビ局、大量リストラ。ソーシャルネットワーク発展の影響
  • 25/01/21●性加害タレント仲井正広が引退。フジテレビ、スポンサー離れで窮地が続く
  • [444]中居正広「性加害」&フジテレビ「女子アナ上納」スキャンダルで思うこと
  • 25/01/15●2025年、出版関連メディアはどうなる?
  • [443]ロサンゼルスで史上最悪の大火。「トランプ2.0」の年が始まった。
  • 2025年1月10日●地方紙のコラムを書いて約2年経過
  • [外食Diary]レッドロブスター
  • [外食Diary]ブラッセリー「フローラ」
  • [442]世界とは違う日本の正月。新暦でやる国はほぼ日本だけ
  • [外食Diary]清香園
  • 24/12/19●ソニーとKADOKAWAが資本業務提携契約を締結、筆頭株主に!
  • [441]今年の冬は「平年並み」は本当か? どうなる世界? 人は確実な未来を求めるが-----。
  • メルマガ[753] トランプラリーはいつまで続く?インフレ再燃、金融バブル崩壊、ドル危機も!
  • 24/12/05●「武器よさらば」「もうひとりの自分」などが著作権フリー(パブリックドメイン)に
  • [外食Diary]楽蜀坊
  • 24/12/03●2024年の流行語大賞「ふてほど」という馬鹿ばかしさ
  • メルマガ[752]英国もついに容認、法制化に!「安楽死」を議論さえしない日本の欺瞞
  • [外食Diary]和楽(WAKU)
  • メルマガ[748]〜[751] 2024年11月全4本まとめ一括掲載
  • [外食Diary]感謝祭ディナー
  • メルマガ[736] 〜[747]2024年8月〜2024年10月 全12本のまとめ一括掲載
  • [440]世の中の移り変わりは速い!トランプ再選で世界は暗黒時代に突入か

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

Ads on: Special HTML

 

「出版大崩壊」著者インタビュー

山田順プライベートサイト, supported by tanken.com, advertized by sanhaku.com

© JUN YAMADA All Rights Reserved.