G1予想[296]第72回 朝日杯FS(2020年12月20日) |
2020年 12月 17日(木曜日) 16:56 |
ホウオウアマゾンから総流し
先週の阪神JNFは、1番人気の白毛馬ソダシが辛勝した。ニューヒロインの誕生である。となると、ここも牡馬のニュースヒーローの誕生が期待される。その候補は、レッドベルオーブ、ドゥラモンド、モントライゼ、ステラヴェローチェか。この4頭とも、甲乙つけがたい実績を残している。 つまり、この4頭はハナから切りだ。
で、残った馬から、軸馬を選ぶが、今回は注目すべきことが起こっている。それは、矢作芳人厩舎がカイザーノヴァ、パスラットレオン、ホウオウアマゾンの3頭を出してきたことだ(出走予定段階)。 G1で同一厩舎の3頭出しは、そうあることではない。そこで、このなかからホウオウアマゾンを選んだ。
私は、こういう「冠名+〇〇」という馬が嫌いなのだが、馬主の小笹芳央(おざさよしひさ)氏に興味があるので、この馬に決めた。小笹芳央氏は、経営コンサルティング会社リンクアンドモチベーションの社長だが、馬主歴は5年と浅い。 それが、昨年のセレクトセールで、なんと2日間で計11頭、総額12億8900万円(税抜き)を“爆買い”し、競馬に完全にはまったようだもともと弟の小笹公也(おざさともや)氏も馬主で、冠名テーオーで知られている。
そこで、なぜ、兄弟そろって冠馬名を付けているかというと、理由があった。インタビューで大笹芳央氏はこう語っている。 「弟が公也(ともや)でイニシャルのT・Oからテーオーなので、帝王に対抗するなら法王がええなぁと思って」 ホウオウは「芳央」(よしひさ)の音読み。ただ、なぜホウオウのあとにアマゾンを付けたのかはよくわからない。アマゾンにホウオウなどいないだろう。 結論:ホウオウにアマゾンから枠連、馬連、総流し。
|