G1予想[319]第73回 阪神JNF&香港国際(2021年12月12日) |
2021年 12月 08日(水曜日) 14:33 |
スプリットザシーが馬群を割って突き抜ける
[阪神ジュベナイルフィリーズ]
こういう2歳馬の重賞には、必ず新馬を勝っただけの馬が出てくる。そして、新馬を勝っただけではまだなんとも言えないから、そこまで人気にならない。人気になるのは、新馬勝ち後、特別や重賞で勝つか好成績をおさめてきた馬たちだ。 そんなわけで、ここでは、新馬を勝っただけの馬のなから1頭指名する。今回は、5頭が出走予定だが、そのなかから名前で選んだのが、スプリットザシーだ。 こんなすごい名前の馬は久しぶりだ。なにしろ、「海よ、割れよ!」だ。 もちろん、「出エジプト記」にある有名なエピソード。ユダヤ人を率いてカナンを目指すモーセは、紅海を前にしてエジプト軍に追い詰められる。そのとき、モーセが、「海よ、割れよ!」と言うと、本当に海が割れ、道ができたのだ。 これこそが本当の「奇跡の物語」として知られてきたが、最近の研究によると、奇跡ではなく実話だという。研究したのは、アメリカ大気研究センターのカール・ドレウス博士は、以前、次のような発表をしている。
「"割れた"とされる『葦の海』は、紅海ではなく、実際はナイル川デルタ北東部に存在したタニスという都市付近にできたラグーン(潟湖)。 当時のこの地の地形状況や気候をコンピュータ解析すると、東から強烈な風が吹くと、嵐のようにラグーンの水面が波立って海水が西へと追いやられ、干潟が現れる。同様な記録は、19世紀後半にエジプトに軍事介入した英国軍の記録にも残っている。 つまり、モーセは『葦の海』が干潟になることを知っていたのでは」 というわけで、スプリットザシーが馬群を割って突き抜ける。 結論:スプリットザシーから枠連、馬連、総流し。
スプリットザシーが出なくなったので、 |