G1予想[335]第 56回 スプリンターズS&凱旋門賞(2022年10月2日) |
2022年 10月 01日(土曜日) 02:09 |
スプリンターズSはウインマーベル凱旋門賞はオネスト
何度も台風が来て、知らず知らずのうちに秋になってしまった。ただ、今日も気温は高く、まだ夏の延長のような陽気だった。近年は、地球温暖化のせいだろう、夏は9月いっぱいまで続くようになった。 地球温暖化をいまだに「陰謀論」として、信じない人々が日本には多い。しかし、どう見ても気候変動は毎年、激化している。いずれ、競馬も温暖化の影響を受けるようになるだろう。
[第 56回 スプリンターズS] 今年も快速自慢の16頭が顔をそろえたが、本命は4歳牝馬のメイケイエールのようだ。重賞を連勝して、狙いすました出走だけに、1本被りになるかもしれない。 2番人気は、シュネルマイスター。昨年のNHKマイルCでマイラーとしては最上位の実績を持つが、初の1200ということで、メイケイエールのほうを取る予想家が多い。 しかし、来るならシュネルマイスターで、メイケイエールは飛ぶだろう。 とはいえ、この2頭のどちらも買わないのが、私のバッティングの鉄則。今回、買うのは、おそらく惨敗するはずの3歳牝馬ウインマーベル。葵ステークスの勝ち馬で、ここまで1200戦は【3-2-3-0】と安定度抜群だから、穴人気にはなるだろう。鞍上は、あの松山弘平だ。 しかし、父はアイルハヴアナザーで、芝のスピードレースで来るとは思えない。よって、ここはウインマーベルから総流し。 結論:ウインマーベルから馬連総流し。
[凱旋門賞] いつからか、凱旋門賞を勝つことが日本の競馬界の彼岸になってしまった。どう考えても、凱旋門賞が世界最高のレースとは思えないが、どうしても勝ちたいらしい。 そのため、今回、日本かタイトルホルダー、ドウデュース、ステイフーリッシュ、ディープボンドの4頭が出走する。 このなかで、評価1番手は、タイトルホルダーである。日本発売馬券は、タイトルホルダーが1番人気になり、軸馬になるだろう。 以下、凱旋門賞の出走馬一覧を示す。左からゲート番・馬名・性齢・騎手(馬番)の順。負担斤量は3歳牡馬が56.5kg、4歳以上の牡馬は59.5kg、4歳以上の牝馬は58.0kgとなる。【1】メンドシーノ 牡4 R.ピーヒュレク(10) 【2】ヴァデニ 牡3 C.スミヨン(15) 【3】ドウデュース 牡3 武豊(19) 【4】アルハキーム 牡3 C.デムーロ(16) 【5】ディープボンド 牡5 川田将雅(6) 【6】アルピニスタ 牝5 L.モリス(14) 【7】ウエストオーバー 牡3 R.ホーンビー(18) 【8】ルクセンブルク 牡3 R.ムーア(20) 【9】グランドグローリー 牝6 M.ギュイヨン(13) 【10】タイトルホルダー 牡4 横山和生11) 【11】オネスト 牡3 S.パスキエ(17) 【12】アレンカー 牡4 T.マーカンド(5) 【13】バブルギフト 牡4 O.ペリエ(12) 【14】ブルーム 牡6 W.ローダン(7) 【15】シリウェイ 牡4 M.バルザローナ(4) 【16】モスターダフ 牡4 J.クローリー(9) 【17】ミシュリフ 牡5 W.ビュイック(1) 【18】トルカータータッソ 牡5 L.デットーリ(2) 【19】マレオーストラリス 牡5 B.ムルザバエフ(3) 【20】ステイフーリッシュ 牡7 C.ルメール(8)
向こうのブックメーカーのサイトをざっと見ると、1番人気はルクセンブルクで、4.5倍前後。2番人気がアルピニスタで、5.5~6.0倍といったところ。 まったくの混戦で、3番手以下は、昨年の覇者トルカータータッソが7.0~8.5倍前後、タイトルホルダーが8.5~9.0倍、今年の仏ダービー覇者ヴァデニが9.0倍前後、愛ダービー馬ウエストオーバーが10.0~11.0倍となっている。 ちなみに、ドウデュースh21.0~34.0倍、ディープボンドは51.0~81.0倍、ステイフーリッシュは67.0~101.0倍だ。
よって、これらの上位人気馬はすべて蹴って、3歳馬のなかでもっとも人気のないオネストを買う。なんといっても人生は、正直に生きるのがいちばん。いまの世界、本当にウソつきだらけだから、正直者を買うほかないだろう。 「正直者が馬鹿をみる」ということわざがあるが、こうなったら、世も末だ。 結論:オネストから馬連総流し。 |