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A ROAD TO HEAVEN
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メルマガ [034] アベノミクスが進展しているのになぜ、富裕層は日本を脱出するのか?

No.034 2013/04/30

[目次] ─────────────────────────────────────

■円安、株高になったいま、いまさら日本から出て行く理由はない?

■財政破綻すると言うと「オオカミ少年」扱いに

■財政破綻が起きれば、日本での人生設計は成り立たない

■国債と通貨(紙幣)は、両方ともただの「紙切れ」

■「誰かの債務」(借り)は「誰かの債権」(貸し)になる

■デフレで金利が低く抑えられたから破綻が先送りに

■野放図な借金による放漫財政でなにが起きているのか?

■日本政府がやるべきことは財政支出を大きく削減すること

■「人は自分の信じたいことだけ信じる」

────────────────────────────────────────

 

 
メルマガ [033] 「除染」はマヤカシ!こんな膨大な税金の無駄を続けていいのか?

No.033 2013/04/23

[目次]  ─────────────────────────────────── 

■なぜ大手メディアは除染の本質を報道しないのか

■ガレキ受け入れで起こった激しい反対運動

■全国で初の試みとなった「放射線授業」の成果

■除染作業とは単に汚染された表面の土を「剥ぎ取る」こと

■「仮置き場」「中間貯蔵施設」「最終処分場」の順に移動

■チェルノブイリの教訓「除染は無意味」

■すべてが「仮」で放置されれば税金の膨大な無駄

────────────────────────────────────────

 

 
メルマガ[032] ぜひ参考にしてほしい!中国の猛毒「空気」「水」「油」「食品」体験記

 No.032 2013/04/16

[目次] ─────────────────────────────────────

■酸素吸入器が必要な北京は地球とは言えない

■北京タワーから見下ろす北京の街は霞んでいる

■北京の空気は「緊急事態 人口減少が起きる空気」

■ペットボトルの水も信用できない。半分はニセモノ

■炊けたご飯は黄みががり、水餃子も黄ばむ

■水郷の町、水の都の川や運河はぜんぶ濁っている

■ニセモノと汚染モノだらけ、上海蟹は食べてはいけない

■中国では「地産地消」をしたら体をこわす

■ヘドロの海の近海魚を選んで料理してくれる店

■リサイクル油と日常茶飯事化している油の使い回し

■中国ほど暮らすための安全コストがかかる国はない

───────────────────────────────────――――――

 

 
メルマガ[031] やはりシェールガス革命は幻か? シェールの裏で別のエネルギー革命も!

No.031 2013/04/09

[目次]  ────────────────────────────────────

■「アメリカのエネルギー100年分」はでっち上げ

■資本主義が本来持っている矛盾がもう限界に来ている

■資本主義が進めば進むほど人間がいらなくなる

■19世紀の産業革命と20世紀のIT革命がもたらしたもの

 ■実用化されたので、メタンハイドレートよりはマシ

■シェールガスの輸入で3割くらいのコスト削減メリットが

■すでに倒産した会社もあり、採算割れを起こしている

■シェールガスはカモフラージュだという説も!

■資源は濃縮されて存在しなければならず、「量」より「質」! 

────────────────────────────────────────

 

 
メルマガ[030]TPP参加と米シェールガス革命が日本にもたらすものはなにか?

No.030 2013/04/02 

[目次]  ───────────────────────────────────

■遅れて参加する日本がルールをつくれる可能性はない

■早ければ今年6月、遅くとも10 月には交渉開始

■アメリカの従属国なのだから反対するだけムダ

■2013年9月以降に政府支出の強制削減が始まる

■世界最大のエネルギー輸入国が一転して資源大国に

■TPP交渉参加でシェールガスの輸入が可能になる

■通貨が価値の裏付けを失うと経済は大混乱する

■ドルの価値を裏付けているのは「石油」である

■アメリカは世界でただ1国貿易をしていない国

■紙幣の発行量は中央銀行が保有する金に比例する

■いまも「金」はアメリカのコントロール下にある

■「金本位制」への復帰と「国内ドル国外ドル分離」政策

■あのグリーンスパンFRB前議長も金本位制論者だった

■アメリカはルールメーカー、日本は単なるプレーヤー

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メルマガ [029] 日銀新体制スタート、円安100円台目前! 改めて「お金」とはなにか?を考える
 No.029 2013/03/26    

 [目次]  ───────────────────────────────────

■「無期限金融緩和」宣言で「1ドル100円」は目前

■円はお金ではない。お金とはドルのこと

■「お金を稼ぐ」ということをイメージすると?

■円も国際通貨だが、ドルは国際通貨であり基軸通貨である

■アメリカに代わる世界覇権国は出現していない

■世界の投資家はいまもほとんど資産をドル建てで持つ

■自国の通貨よりドルのほうを喜んで受け取る国

■「貯金はドルで」が世界の多くの国では常識

■「お金」=「貨幣」が持つ三つの機能

■「兌換紙幣」と「不換紙幣」の違いとはなにか?

■「金本位制」は紙幣をお金とするためのシステム

■ニクソンショックでドルも紙切れになったが……

■いまのドルは「石油本位制」に支えられている

■日本は本当に借金(国債)を返せるのだろうか?

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メルマガ [028] 「業績がいいから株価は上がる」はウソ! 安倍バブルで株価上昇の本当の理由

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               山田順の「週刊:未来地図」

                             No.028 2013/03/19  

「業績がいいから株価は上がる」はウソ! 安倍バブルで株価上昇の本当の理由

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 安倍バブルによる株価上昇が続いています。メディアには「アベノミクス銘柄」が登場し、

個人投資家も株式市場に戻ってきました。

 しかし、現在、株価は企業の業績、パフォーマンスなどの指標で上がるわけではありませ

ん。投資家にとって、そんな指標はどうでもよく、気にするのは「横」だけです。なぜなの

]でしょうか?

 [目次]  ───────────────────────────────────

■リーマンショック後の最高値にサラリーマンも浮かれる

■優良銘柄探しは無駄、株価は企業業績とは比例も反比例もしない

■「業績いいのに株価が下がるなんておかしい」と理由を探す

■売り手(=供給量)より買い手(=需要量)が多いから上がる

■では、いったい誰が日本の株を買っているのか?

■シャドーバンキングが世界の金融市場を動かしている

■株式市場に流れ込む大量のドル、ユーロ、そして円

■世界全体でどれくらいのマネーが動いているのか?

■投資家の行動は「横を見る」ことに尽きる

■シャドーバンキングが67兆ドルに拡大、監督強化へ

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メルマガ [027] 円滑化法が切れても倒産は増えない。演出される景気回復のカラクリ
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               山田順の「週刊:未来地図」                          
               No.027 2013/03/12        
       円滑化法が切れても倒産は増えない。演出される景気回復のカラクリ 
 ──────────────────────────────────────
 3月いっぱいで切れる「中小企業金融円滑化法」は借金猶予を認める法律。 
 切れると倒産が激増するため、政府はあの手この手の救済措置を実施します。 
 夏の参議院選までは、なにがなんでも景気回復をアピールしていくようです。  
 実際、倒産件数、失業率、自殺者数などの数値は、みな改善しています。  
 しかし、それは本当なのでしょうか? 
 今回は、統計数字のウソについて考 察してみました。   
[目次] ──────────────────────────────────  
■倒産件数が増えたら7月の参院選でマイナスに! 
■またも問題は「先送り」され中小企業は生き延びる 
■96兆円もの借金の返済が猶予されている 
■アベノミクスによるバラマキで生き延びる 
■倒産件数が13年ぶりに1万3000件を割ったものの 
■実際の統計に現れない「見えない倒産」は激増中 
■なぜ日本の失業率は4%台と実感と違うのか? 
■「就職できない」とあきらめる人は失業者ではない 
■アメリカ式にカウントしなおせば10%を超える 
■自殺者数の推移にもカラクリが隠されている 
■右肩上がりで増加している「変死体」の数 
■マスコミに出た統計報道を鵜呑みにしてはいけない  ────────────────────────────────────── 

 
メルマガ [026] 「想定外」のことが起こっても対処できるための「未来学」とは?
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                          山田順の「週刊:未来地図」                          
                            No.026 2013/03/05       
      「想定外」のことが起こっても対処できるための「未来学」とは? 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   
  そろそろ、あの東日本大震災から2年を迎えます。そこで、今回は、当時さかんに言われた
「想定外」について考えてみることにしました。想定外とは、 想像を超える出来事を指しま
すが、もし、未来が想定外ばかりのことならどう なるでしょうか?   
  これまで、私たち人間は、想定外を少しでもなくそうと努力を重ねてきたと 言えるのです。
   [目次] ──────────────────────────────────  
■なぜか「最悪のケース」を想定することをしない 
■事故を想定すること自体が不吉なこと
■技術の予測はうまいが未来を科学的に分析するのが下手 
■1890年に予測された「100年後」はほとんど実現 
■日本で最初の「未来予測」もほとんどが実現 
■なぜ、最近の「未来予測」は楽観的なのか? 
■まったく実現しなかった『二〇〇一年の日本』 
■未来の薄気味悪さを取り除く努力をするのが未来学 
■日本では「希望的な観測」と「技術開発」に突出 
■敗戦後のプランがなかったから講和できなかった 
■「先見の明」を持つ未来学者の3つの共通点 
 ────────────────────────────────────── 

 
メルマガ [025] バブルには必ずストーリーがある。日本の不動産バブルの正体
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                          
            山田順の「週刊:未来地図」
             No.025 2013/02/26        
    バブルには必ずストーリーがある。日本の不動産バブルの正体 
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   
 安倍バブルは株価ばかりか、不動産価格も押し上げています。つまり、あの 「1980年
代バブル」がまた再来するかもしれないのです。  そこで、今回は、日本独特の不動産
バブルついて振り返ってまとめてみます。   
[目次] ──────────────────────────────────  
■バブルを知らない若い世代がバブルを歓迎する
■バブルが大きければ大きいほど落ち込みも大きい 
■安倍バブル発生前に不動産は上昇に転じていた 
■「都市の中心部から買え」という鉄則 
■かつてバブルの対象はなんでもよかった 
■近代のバブルは株価の高騰で起こっている 
■日本では土地バブルが何回も起こっている 
■日本独特の「土地神話」(土地は永遠に上がる) 
■なぜ「1980年代バブル」は起こったのか? 
■日本の資本主義は「土地本位制」に基づいている 
■海外の物件を買い漁ったジャパンマネー 
■バブルを誘導したのは日本の土地税制だった 
■売るより持ち続けていた方がはるかにトク 
■「地価は再び上がる」「下がったままのはずがない」 
■不動産価格・住宅価格は人口動態の影響を受ける 
■バブルには必ずストーリーがある  
──────────────────────────────────────  

 
メルマガ[024]技術も時間も猛スピード進むいま、「2020年の幸せ」とはなにか?

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                       山田順の「週刊:未来地図」

                               No.024 2013/02/19

       技術も時間も猛スピード進むいま、「2020年の幸せ」とはなにか?

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 今回は「幸せとはなにか?」という哲学的なテーマについて、少々考えてみたいと思います。とい

うのは、知り合いの20代後半の青年から、久しぶりにメールが来て、「山田さん、いくつかのサイト

を見てくれませんか?」と言われたからです。見ると、それらはみな幸せについて考えさせられる

ものでした。

 そこで、その内容を紹介しつつ、「2020年の幸せ」。

 [目次]  ────────────────────────────────────────────────

■就職先を聞くと、ゴールドマンサックスとの返事

■アジアの中心シンガポールに転勤、でも辞めたい

■「いま、私はバンコクにいてタイ語を勉強しています」

■いま興味があるのは、“2020年の幸せ”について

■幸せを感じる仕事時間は「1週間に33時間」

■若い頃は刺激を、高齢になると平穏さを求める

■IT社会の進展など考えもしなかったし、幸福はもっと観念的

■コンピュータ自身が判断し、考える時代の到来

■「触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚」をコンピュータが解析

■わざわざ「リア充」と言わなければならない

■段ボール箱1000箱以上の過去を捨てた高城剛氏

■「コンピュータは私を幸せにしてくれただろうか?」

■オンライン生活で「オンとオフ」の境界線が消滅

──────────────────────────────────────────────────────

 

■就職先を聞くと、ゴールドマンサックスとの返事

 

 その青年、K君はいま28歳。学生時代に、当時、編集者だった私を訪ねてきて、「これからリッチ

な人生を送るのにはどうしたらいいですか?」と、いきなり聞いてきた。K君は電話で、当時、私が

編集長をしていたペーパーバックスシリーズのファンだと言った。私は自分の読者に学生を想定

していなかったので、それなら会って、どんな感想を持っているのか聞いてみようと思った。

 

 約束の日時に編集部にやってきたK君は、小柄でおとなしい感じのごくふつうの若者。出版社を

訪ねてくる学生は、たいていは編集者志望で、図々しいタイプが多い。しかも、決まって就職相談

だ。

 しかし、K君は、「もう就職は決まっているんです。で、来年、就職する前に世界を回りたいと思っ

て、どこに行ったらいいかもお聞きしたいんです」と言う。おいおい、待てよ、人生相談のうえに、卒

業旅行相談かと思ったが、K君は真剣だった。

 「山田さん、『ニューリッチの王国』という本のなかで、高城剛さんのことを書いていましたね。高城

さんを紹介していただけませんか?」

 

 K君は見かけのわりには、やはりかなりずうずうしかった。ただ、なぜか憎めない、純真さがあった。

それで、就職先を聞くと、ゴールドマンサックスだという。当時、外資金融は花形で、入ればいきなり

給料は1000万円オーバーの世界である。それで、なんでリッチになりたい方法を聞くんだと思った

が、

 「まず、ドバイ経由でヨーロッパに行ってみたら。それから、東南アジアを回ってみたら。リッチにな

るといってもGSに入るなら、自然になれるだろう。高城さんが会ってくれるかどうか知らないけど、彼

はいまロンドンにいるから、いちおうメールはしておくよ」

 

■アジアの中心シンガポールに転勤、でも辞めたい

 

 それから5年の月日が経った。彼が編集部を訪ねて来た後にリーマンショックが起こり、世界は激

変した。いまや、この日本では外資金融は花形ではなくなった。当時六本木ヒルズにはリーマンブラ

ザーズとゴールドマンサックスがあったが、リーマンが野村證券に買収されたため、ゴールドマンサ

ックスだけが残っている。

 

 K君は、予定通りゴールドマンサックスに入り、六本木でエリートサラリーマン暮らしを始めた。入

社してしばらくして、また私を訪ねてきて、「仕事が面白くない」とこぼした。入社前に私が勧めた海

外放浪を忠実に実行し、ロンドンでは高城氏にも会ったというので、驚いた。

 

 K君と最後に会ったのは、3年前。シンガポールだった。東京からシンガポールに転勤になったと

いうので、たまたま家内とシンガポールに行ったときに、いっしょにランチをした。

「やはり金融は向きません。いずれ辞めます。辞めてもしばらくやれるお金はもう貯めました」

「でも、辞めるのはまだ早いんじゃないかな」

「いえ、ほかにやりたいことがあるんです」

「なにを」

「昔からカメラが好きだったので、カメラの技師になろうかと」

「えっ、リッチになりたいんじゃなかったの?」

「それはそうですけど」

 

 K君の転勤でわかるように、もう世界の投資家は東京には興味がない。外資金融も、外資企業

も、次々に日本を出て行き、アジアの中心地は東京から、北京、上海、香港、そしてシンガポール

に移った。なかでも、シンガポールはいまや衣食住のすべての点で東京を上回っている。

「せっかく、シンガポールに来たのに、もう辞めるの?」

「ええ、もうボクの後任を探してもらっています」

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メルマガ[023]香港から見たアベノミクスと日本経済。余ったカネの行くところは?

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                     山田順の「週刊:未来地図」

                               No.023 2013/02/12

      香港から見たアベノミクスと日本経済。余ったカネの行くところは?

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 今週は、旧正月(春節)でにぎわう香港からです。いまや世界一、住宅の賃料が高い都市とな

った香港は、1人当たりのGDP購買力平価換算では、日本をはるかに上回っています。この繁

栄が今後も続くのか?

 香港の投資家は、今回のアベノミクスをどう見ているのか? レポートします。

 [目次] ───────────────────────────────────────────────

■お正月のあいさつは「お金がもうかりますように」

■ランカイフォンは香港の六本木、活気に満ちた街

■香港の小売の売上は絶好調で前年比9.8%

■エビスビール350ml缶がなんと6香港ドルで72円

■日本はシンガポール、香港、台湾より貧しいのか?

■香港の家賃は世界一、住宅バブルで印紙税導入

■金持ちと一般庶民の格差が大きい2極化社会

■アベノミクスを香港から見るとどうなるか?

■温家宝首相の発言と世界最大の大都市圏計画

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■お正月のあいさつは「お金がもうかりますように」


 先週半ばから香港に来ている。

 今年は、2月10日の日曜日が旧正月(春節)の元旦なので、大晦日の9日(土)から13日(水)

まで、5日間の連休。中国本土の1週間休みに比べたら短いが、街の華やかさは断然、香港が

上だ。それに、本土は、今年は、PM2.5による史上最悪の大気汚染で、北京では50メートル先

も見えないという。それに、外出したら目や喉をやられてしまう。

 

 もちろん、香港も大気汚染はひどい。爆竹も禁止だ。ただ、旧正月中は、ビクトリア湾の花火

大会やインターナショナル・ナイトパレードなどのイベントがある。また、この時期は「花」の季節

で、街中が花で飾り立てられている。コーズウェイベイのビクトリア公園、九龍モンコックのファ

ーフィ公園では、花市が開かれている。

 

 香港人によると、「金柑の木、水仙、牡丹は、繁盛のしるし。桃は、恋が芽生える」そうだ。それ

で、人々は家の中を花で飾り、1年の幸運を祈る。この時期のあいさつは、「恭喜發財 (ゴンヘイ

ファッチョイ、Kung Hei Fat Choi)」。

 日本の「明けましておめでとうございます」と違って、「発財」すなわち「お金が儲かりますように」

というところが、いかにも中国的だ。

 

■ランカイフォンは香港の六本木、活気に満ちた街


 香港の夜は、必ずランカイフォン(蘭桂坊)をぶらつく。この一画は東京で言えば六本木にあた

る。アメリカンパブ、アイリッシュパブ、英国パブ、中華バーなど、ありとあらゆる飲み屋がある。も

ちろん、レストランも、中華、イタリアン、フレンチ、エスニック、エイジアンフージョンなど多種多彩。

まさに多国籍ナイトで、あらゆる国の人々が集まってくる。とくに、若者に人気の店は、活気に満ち

ている。


 金曜の夜にいってみたら、案の定、どこも満員。オープンエアーの店から、人々があふれ、街角

でグラス片手に談笑している。


 昼間の取材を終えて、知り合いと一杯と思ったが、結局、場所を代えるしかなかった。

 

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メルマガ[022]日本経済が衰退したのは英語を軽視したため。英語教育を改めよ!

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                            山田順の「週刊:未来地図」

                         No.022 2012/02/05

       日本経済が衰退したのは英語を軽視したため。英語教育を改めよ!

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  もう聞き飽きたかもしれませんが、これからの時代、英語を話すことは絶対必要。できないと、

サバイバルすらできなくなります。まさか、この日本で?と思われる方もいるでしょうが、残念な

がら、その通りです。

 アベノミクスより英語。英語教育を変えれば、日本経済は必ずよくなります。

 [目次] ───────────────────────────────────────────────

■英語の未来について考えたことがありますか?

■世界標準語できるなら、それは1回きりのこと

■インドがIT大国になり経済発展した理由

■アジアの証券市場の中心はなぜシンガポールに移ったか?

■なぜ、英語は世界標準語となったのか?

■子供の教育をほぼ学校と教師に「丸投げ」のツケ

■まったく期待できない安倍政権の教育改革

■「日本に住んでいる限り英語は必要ない」は通用しない

■英語不要論者は一般人が英語を話すのが耐えられない

■日本語を話すから日本人なるわけではない

■美しい日本語も、美しい英語も同時に教えるべき

■日本語アプリを通して英語を解釈しようとする

■仕事能力以前に英語ができなければ職はない

■日本人が英語を話せない本当の理由とは?

■英語の授業時間数が話せるレベルに達していない

■「英語ができればベター」という時代は終わった

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■英語の未来について考えたことがありますか?

 

 「日本に住んでいる限り英語は必要ない」「英語より仕事ができるかどうかのほうが重要だ」

「小さい頃から英語教育をすると日本人としてのアイデンティティが育たない」「日本人が英語

ができないのは日本語が特殊な言語だからだ」

 

 このような、挙げればきりがない英語に対する誤解、無理解から、日本は経済衰退してしまっ

た。経済衰退ばかりではない、あらゆるものが衰退して、「失われた20年」は「失われた30年」

になろうとしている。景気が悪いのも、日本の政治が迷走を続けているのも、さらに、若者たち

が就職難に陥っているのも、英語のせいと言えるのだ。

 

 こう言うと、「そんなバカな、英語と日本の経済衰退となんの関係があるんだ」と怒る人もい

る。こういう方々は、楽天やユニクロが社内言語を英語にしたことに対しては、さらに怒る。「こ

こは日本だ。日本なんだから日本語を使え」ということなのだろうが、日本人が英語を話すよ

うになって、なにか損するようなことがあるのだろうか?

 

 というわけで、今回は「英語の未来」に関して考えてみたい。このメルマガは、タイトルを「未

来地図」としているように、「私たちの未来がどうなるか?」という視点を大事にしている。

 

 投資家にとっても、一般の人間にとっても、いや、あらゆる人間にとって、未来がどうなるか

で現在の行動が決まるからだ。しかし、不思議なことに、英語の未来(というか言語の未来)に

関して書かれたものは、意外に少ない。

 

■世界標準語できるなら、それは1回きりのこと

 

 ではまず、世界の英語の状況について俯瞰してみよう。

 現在、世界で英語を話す人口は約20億人と言われている。ただし、英語を母国語とする人

口は3億人強で、世界人口の4.68%であり、第1位の中国語の13.22%と比べると、かなり少

ない。また、この20億人のうち半分はインド人が占めている。

 

 とすれば、今後は、GDPでも中国がアメリカを逆転するというから、英語より中国語かもしれな

い、と思う方もいるだろう。たしかに人口からいっても中国語は英語の最大にライバルだ。しかし、

中国語が英語を逆転することはありえない。なぜなら、中国語を公用語、第二言語とする国の

数は、英語とは比べものにならないほど少ないからだ。

 

 現在、英語を第二言語 (ESL=English as a second language) として用いる人口は約4億

人に上る。また、これに英語を公用語としている国の人口を加えると、英語は中国語を抜き去り、

世界一使われている言語になる。つまり、英語はいまや世界標準語と言っていいのだ。

 

 それでは、この先もそれが続くのだろうか?

 もちろん続く。続くばかりか、これからはさらに話す人口が増え、ますます世界標準語として使

われるようになる。英国の社会学者デビッド・クリスタルは「世界標準語というものができるなら、

それは1回きりのことになる」と、グローバル化が始まって間もなくの90年代半ばに言っている。

 

私たちはいま、その後の世界に生きているのだ。

 

 現在、科学論文の90%は英語で書かれている。この分野では、他の言語で2%を超えるもの

はない。また、コンピュータのプログラミング言語やマークアップ言語の仕様書はすべて英語で

書かれている。HTMLは英語である。これが、他言語になるとは考えづらい。

 

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メルマガ[021] 東京オリンピック招致失敗が「安倍バブル」の崩壊を招く!

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                       山田順の「週刊:未来地図」

                                 No.021 2013/01/29

             東京オリンピック招致失敗が「安倍バブル」の崩壊を招く!

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  安倍バブルで、円安・株高が続いています。このままだと、「年末には株価は2万円になる」と

いう声も。しかし、その一方で、投資家はバブルがいつ弾けるか、その時期を見極めようとしてい

ます。

 そこで、今回は、予測が難しい「バブル崩壊」の時期について、考えてみました。

[目次] ────────────────────────────────────────────────

■メディアも、専門家も、投資家もまだまだ半信半疑

■日銀の「無期限の金融緩和」の中身に一時的な失望

■「安倍バブルはいつ崩壊する?」の予想投票

■欧州が懸念を表眼するのに、なぜかアメリカは沈黙

■「日本の円安政策はこれ以上容認できない」と米国が言う日

■ターニングポイントは2013年9月7日のIOC総会

■ライバル2都市のうち、マドリードがまず脱落

■なぜ、2024年の開催がパリで決まっているのか?

■イスタンブールが有力なこれだけの理由

■「安全」「コンパクト」にアピールポイントなし

■バブル崩壊でバブル発生以前より経済が悪化

─────────────────────────────────────────────────────

 

■メディアも、専門家も、投資家もまだまだ半信半疑

 

 アベノミクスによる景気高揚感が続いている。メディアはいっせいにこれに乗り、「安倍バブル」と

しながらも、ここ1カ月間、沸きに沸いている。週刊誌には「日経平均3万円 」とする記事出たり、

その反対に「節分天井説」が出たりと、その受け止め方は2分されている。まだまだ続くか、どこか

で弾けるか、メディアも専門家も半信半疑で、測りかねている状況だ。

 

 そこで、今回は、今年1年のスケジュールを見ながら、安倍バブルがどうなるかを考えてみたい。

 

 まず、バブル歓迎派、あるいはアベノミクス支持派の見方を見てみよう。

 「アベノミクスで本当にデフレ脱却の道筋が見えてくるなら、株価は年末に1万5000円、いや2万

円になってもおかしくない」という見方がある。さらに強気なアナリストは「2万円越えは確実」と言う。

 

 しかし、こうした見方は、 期待感だけのことが多い。ただ、ここに経済学者の「 今後、安倍首相自

身が言う『インフレ目標2%を断固たる決意で確実に実行できる人』を日銀総裁に選ぶことができれ

ば、株高・円安がさらに加速するはず」という予測が加わると、かなり現実味を帯びる。

 

■日銀の「無期限の金融緩和」の中身に一時的な失望

 

 安倍バブルの最初の通過点は、1月22日の日銀の金融政策決定会合だった。ここでは、予定通り、

消費者物価の2%上昇を目指すインフレ目標を導入することが決まった。しかし、それに向けての「無

期限の金融緩和」が2014年初めからとなったことで、一時的に株価は下がった。

 

 日銀は金融機関から国債などを買って、その代わりに民間におカネを流しこむ。この基金は13年末

までに101兆円となっているが、この額に変化はなかった。しかも、14年から始まる「無期限の金融緩

和」でも、毎月13兆円のペースで国債を買い続けるとしたので、市場は失望した。

 

 というのは、毎月13兆円といっても、そのなかには年間150兆円近くの満期国債の償還が含まれる

からだ。となると、おカネの純増加額は毎月約1兆円にすぎない。「これでは緩和する、緩和すると言っ

ただけの『やるやる詐欺』ではないか」と、プロの投資家は見たのだ。

 

 しかし、いったん高まった期待感は、素人の参加もあって萎縮しなかった。安倍首相のアナウンス効

果は効いていて、一般国民は、雇用が増える、賃金が上がる、生活が楽になると、なぜかまだ思い込

んでいる節がある。

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メルマガ[020]いまこそ『八重の桜』が描く幕末・維新期に回帰し、未来を見つめ直そう

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                       山田順の「週刊:未来地図」

                                No.020 2013/01/22

      いまこそ『八重の桜』が描く幕末・維新期に回帰し、未来を見つめ直そう

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 NHKの大河ドラマ『八重の桜』が好調な滑り出しを見せています。ヒロインの新島八重(綾瀬

はるか)は、同志社大学の創立者・新島襄の妻として、幕末・維新期という激動の時代をたくま

しく生き抜いた女性です。経済が低迷し、政治が混乱を極める現代は、まさに第二の幕末・維

新期と言えるでしょう。

ならば、私たちはもう一度、この時代にたち返り、未来を見つめ直すべきでは……。

[目次] ───────────────────────────────────────────────

 

■“会津のジャンヌ・ダルク”から“ハンサムウーマン”に

■能力通りに女を評価せず、男にゲタをはかせる

■女性にゲタをはかせるかどうかの議論は本末転倒

■“会津のジャンヌ・ダルク”の面目躍如のエピソード

■美人にはこだわらず、心が綺麗で学識豊かな女性を伴侶に

■“異教徒の妻”と白眼視された逆風にもめげなかった

■地位が低かったにもかかわらず明治女性は強かった

■「この目で世界を見て回りたい」と開港した函館へ

■アンドーバーからアマーストという最難関コース

■新島襄は脱国者。明治政府からパスポートをもらって帰国する

■若者は新島襄のように脱国するしか、将来が開けない

■近代日本の発展は海外に出た人間によって成し遂げられた

■「脱ニッポン」「さよならニッポン」が密かに始まっている

 

───────────────────────────────────────────────────

 

■“会津のジャンヌ・ダルク”から“ハンサムウーマン”に

 

 『八重の桜』のヒロイン新島八重は、“会津のジャンヌ・ダルク”の異名をとり、会津戊辰戦争で

は男勝りの大活躍をする。その後、同志社大学の創立者の新島襄の夫人となり、今度は“ハン

サムウーマン”と称される。まさに、激動の時代を生き抜いた先進的な女性だ。

 ドラマでは、この八重の86年間にわたる激動の生涯が描かれるが、このドラマから、私たちが

学ぶべき歴史の教訓は二つあると思う。

 

 一つは、こんな女性がいたのに、現在も日本の女性の地位が著しく低く、社会的にも尊重され

ていない状況を一刻も早く改めること。もう一つは、夫・新島襄のような新時代のリーダーを一刻

も早くつくり出すこと。この二つができれば、日本は低迷を脱して、また輝きを取り戻せると、私は

思っている。

 

■能力通りに女を評価せず、男にゲタをはかせる

 

 もうずっと私は思い続けてきたが、いまの日本の女性は、男性よりはるかに優秀だ。入学試験で

も、入社試験でも、女のほうが男より必ずいい成績を取る。だから、この試験結果がそのまま反映

されれば、一流大学はほとんどが女子大と化し、一流企業にも女性が男性より数多く入社し、管理

職もほとんどが女性になっていたはずだ。

 

 かつて会社員で管理職だったとき、入社試験の面接をやった。そこで面接に残った学生の試験

の成績を見ると、女性の方が圧倒的にいい点数を取っていた。それなのに、面接に残したのは男

の方が多いのだ。さらに、面接を重ねると、上位には女性がずらっと並んだ。それなのに、採用は

男中心。優秀な女性を泣く泣く落とさなければならなかった。

 

 このように、日本では、これまで男にゲタをはかせ、女性を排除してきた。こんな女性の能力を尊

重しない社会に未来があるだろうか? 日本は女性差別国家、女性差別社会である。これが、100年

前なら別だが、21世紀のいまがそうなのだから、あきれるとしか言いようがない。

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メルマガ[019]世界のお金持ちはなにをしているのか?「ハイラフ・カレンダー」公開(後篇)

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                      山田順の「週刊:未来地図」

                              No.019 2013/01/15

        世界のお金持ちはなにをしているのか?「ハイラフ・カレンダー」公開(後篇)

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  今年も、世界は大きく動いています。この世界の動きをつくり出すのが、世界で6000人と言わ

れるスーパークラス。そして、その周囲の富裕層たちです。

 前回に続いて、彼らの「ハイライフ・カレンダー」の後篇をお届します。ダボス会議で始まった上流

生活の最終章は、どこで終わるのでしょうか?

[目次]  ─────────────────────────────────────────────────

■「最高の地」で「最高の暮らし」をするためのカレンダー

■ハリウッドの大物プロデューサーのベルエア大邸宅

■金持ちでいて困るのは、ほかの金持ちにしか会わないこと

■お金持ちがいつも自分の豪邸にいるとはかぎらない

■セレブ文化が要求する「なにかに挑戦し続けること」

■海を制したら空へ、そして最後は宇宙を制したい

■お金持ちはロスとニューヨークの「通勤者」

■東海岸の富裕層たちのライフスタイルとは?

■ニューヨークから北に連なるアメリカ富裕層ベルト

■国境がない富裕層の人気都市は、なんといってもロンドン

■アスペンでは電線は地中、4階建て以上の建物は禁止

■セント・レジスかリトル・ネルに泊らないと部外者に

■冬でも夏を求めるセレブがパームビーチに集まる

■最近の人気はパームビーチよりジュピターアイランド

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■「最高の地」で「最高の暮らし」をするためのカレンダー

 

 今年もじきにスイスでダボス会議(世界経済フォーラム:WEF)が始まる。この期間中、ジュネーブ

のコアントラン空港には世界中のプライベートジェットが集まり、最高級ホテル「ロワイヤル・パレス」

は世界のVIPや富裕層で満室になり、サン・モリッツやグシュタードなどの高級スキーリゾートには、

富裕層ファミリーがあふれる。

 

 アメリカのジャーナリスト、デヴィッド・ロスコフ氏は、世界各国の政財界、軍、宗教界などを仕切る

人々を、著書『超・階級 スーパークラス』で、ずばり「スーパークラス」と名付け、およそ6000人のこ

の人々が世界を動かしているとした。

 この人々は、ほとんどが富裕層、あるいは超・富裕層(スーパーリッチ)であり、その周囲に同じよ

うな富裕層がいて、彼らは1年間をとおして、季節ごとに同じような行動をしている。その基になるの

が、「ハイライフ・カレンダー」だ。

 

 英語で「ハイライフ」(high life)と言うと「上流生活」。したがって、ハイライフ・カレンダーは「上流生

活カレンダー」といったところ。スーパークラスの人々とその周囲の人々にとって、世界に国境はない。

そのため、彼らはそのときどきの「最高の地」で「最高の暮らし」を求めて、世界を移動する。ハイライ

フ・カレンダーはそのためのカレンダーである。

 

■ハリウッドの大物プロデューサーのベルエア大邸宅

 

 前回のメルマガ(前編)では、スイスやモナコなど、主にヨーロッパ中心にハイライフを見てきたが、

今回は、アメリカを中心に見ていきたい。言うまでもなく、アメリカは世界最大の富裕層大国だからだ。

 

 アメリカ人はなにもかも世界一にならないと気がすまない人たちだから、アメリカの超富裕層の生

活は、ケタ違いである。

 

 たとえば、ハリウッド・セレブの代表的な大物プロデューサー、『レインマン』『バットマン』『カラーパ

ープル』などを手がけてきたピーター・グーパー氏は、ロサンゼルスのベルエアの小高い丘の上に

大邸宅を構えている。その丘の下には、マリリン・モンローやグレース・ケリーなども常連客だった

最高級ホテル「ホテル・ベルエア」がある。

 

 なぜ、グーパー氏がここに大邸宅を構えたかというと、理由は単純だ。大邸宅を建てるとともに、

グーパー氏はホテルにかけ合って自分専用の出入り口をつくらせた。

 この出入り口までグーパー氏は邸宅の敷地だけを通って行ける。つまり、ホテルに待たせたクラ

イアントに、すぐに会いに行け、また、ホテルの24時間ルームサービスも邸宅にすぐに届く。

 

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メルマガ[018]スーパークラス、超富裕層の「ハイライフ・カレンダー」を公開!(前編) Eメール

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                          山田順の「週刊:未来地図」

                                 No.018 2013/01/08

        スーパークラス、超富裕層の「ハイライフ・カレンダー」を公開!(前編)

 

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  2013年が明けて1週間がたちました。

 すでに、みなさんは、今年のカレンダーを見て「どんな年にしようか?」と考えたのではないかと

思います。そこで、今回と次回で、特別なカレンダー を紹介します。これを私は「ハイライフ・カレ

ンダー」と呼んでいます。

 このカレンダーにそって、スーパークラス、超富裕層は1年間をすごします。

 [目次] ────────────────────────────────────────────────

 

■一般人が持つカレンダーとは違うものを持つ人々

■世界を動かすことができる6000人のスーパークラス

■ソニーの故・盛田良夫氏は間違いなくスーパークラス

■スイスの名門ボーディングスクール「ル・ロゼ」

■スーパーリッチはみな同じようなことをしている

■富豪たちの1年はまずスイスから始まる。なぜ?

■世界的な大富豪ともなるとスイスに山荘を所有

■冬を避けて常夏の楽園となったドゥバイへ

■カレンダー前半のハイライトはロンドンとモナコ

■「オテル・ド・パリ」の予約は1年前でも無理

■競馬、ヨット、映画祭、ファッションショー

■「セレブ」と「セレブ文化」とはいったいなにか?

─────────────────────────────────────────────────────

 

■一般人が持つカレンダーとは違うものを持つ人々

 

 誰もが新年を迎えると、カレンダーを見ながら、今年はどうしようか?と考える。日本人ならとく

に、「GWはどうしよう?」「 夏休みはどうしよう?」などと、これから始まる1年間に思いをはせる。

 私も同じだ。かつて会社員だったころは、カレンダーを見て、まず、GWの休日の並び方を確か

め、「何日間休めるだろうか」と考えた。

 

 しかし、あるときから、こんな自分とは全然違う見方でカレンダーを見ている人々の存在を知っ

た。この世界は、スーパークラスと呼ばれる約6000人の人々によって、動いている。この人々

と、その周囲にいる人々、いわゆる超・富裕層(スーパーリッチ)の人たち数万人が、この地球

上のすべてを握っているのだ。そして、彼らは、私たちとは全然違うカレンダーを持っているの

である。

 

■世界を動かすことができる6000人のスーパークラス

 

 試みに、このカレンダーを私は「ハイライフ・カレンダー」と呼んでいる。ふつう、英語で「ハイラ

イフ」(high life)と言うと「上流生活」と訳すので、「上流生活カレンダー」と言えばいいだろうか。

「ハイライフ」を、もっとくだけて言うと「最高の暮らし」ということになる。

 

 スーパークラスの人々とその周囲の人々にとって、世界に国境はない。そのため、彼らはそ

のときどきの「最高の地」で「最高の暮らし」を楽しんでいるのだ。ハイライフ・カレンダーはその

ためのカレンダーである。

 

 スーパークラスとは、アメリカのジャーナリストデヴィッド・ロスコフ氏が書いた『超・階級 スー

パークラス』(光文社 2009年6月刊)で、使われた言葉だ。ロスコフ氏は、コロンビア大学のジャ

ーナリズム大学院卒でジャーナリストになり、政府に入って商務省国際貿易担当副次官も経験。

その後、あのキッシンジャー氏の下で働き、世界中の重要人物との間に人脈を築いてきた。

 

 そうしたなかで、世界各国の政財界、軍、宗教界などで活躍する指導者を数多くインタビュー

し、詳細な研究調査によって行きついたのが「スーパーラス」である。スーパークラスは、現代

の権力共同体と言ってよく、この人たちは常に連絡を取り合って、同じように動いている。

 ロスコフ氏は、スーパークラスをおよそ6000人としている。

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メルマガ[017]20年後私たちはどんな暮らしをしているのか?少子高齢化社会の現実

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                     山田順の「週刊:未来地図」

                               No.017 2013/01/01

     20年後私たちはどんな暮らしをしているのか? 少子高齢化社会の現実

 

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  明けましておめでとうございます。2013年がやってきました。

元旦の新聞には、今年も「明るい未来」があふれていますが、当メルマガは、日本の本当の

未来の姿を伝えます。20年後、私たちの暮らしはどうなっているのか?

すでに、20年後のニッポンは、私たちの周りに、もう存在しているのです。それをリポートします。

[目次] ────────────────────────────────────────────────

 

■「都心の限界集落」という都営戸山ハイツアパート

■団地の1階の商店は半数以上がシャッターを閉じたまま

■1970年代になって高層住宅に立て替えられる

■年齢別人口でもっとも多いのが70歳代の高齢者

■都会の「限界集落」では孤立化が地方より厳しい

■エレベーターがなくて階段だけなので買い物がきつい

■ベッドタウンはいまや寝たきり老人の本当のベッドタウン

■『サザエさん』一家のような大家族があるだろうか?

■いまや日本の世帯でもっとも多いのは「1人の世帯」

■子供の姿がない街で、一人で宅配弁当を食べる

 

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■「都心の限界集落」という都営戸山ハイツアパート

 

 東京都新宿区にある都営戸山ハイツアパート。ここは、山手線新大久保駅に近い新宿区戸山

2丁目、近所には学習院女子大がある都心の高層団地だが、住民の半数は65歳以上の高齢者。

そのため、「都心の限界集落」と呼ばれ、「20年後の東京はこうなっているだろう」という声が聞こ

えてくるスポットだ。

 実際、『あなたの知らないアンダーグランド・トーキョー・ガイド 東京DEEP案内』

(http://tokyodeep.info/)というサイトでは、写真入りで紹介されており、こう書かれている。

 

《巨大な老人ホームと化した団地の公園に置かれた遊具はことごとく遊ぶ子供の姿もない。かつて

は子供の声が団地内に絶えず響いていたに違いないが、成人するとみな出ていってしまう。地区内

の東戸山小学校も生徒数激減で1学年2クラスを維持するのも難しいらしい。》

 

 じつは、私は、一昨年と今年、何回かこの団地に足を運んだ。そうして、団地内にある公園で煙草

を吸って、ひとときを過ごした。

 

■団地の1階の商店は半数以上がシャッターを閉じたまま

 

 なぜ、私がそこに行ったかというと、家内がガンの手術のため東京女子医大に入院していたからだ。

 それで、ときおり病院を出て近所を歩き、あるとき偶然にこの団地に行き着いた。それで、都心部に

しては緑が多い団地内の公園が気にいって、何度か足を運ぶようになったのだ。

 

 最初はここが、「都心の限界集落」とは知らなかった。ただ、団地にしてはずぶんさみしいところだな、

それにしても人が少ないな、と思ったにすぎない。公園のベンチにいるのは、お年寄りばかり。ときおり、

団地から出てくる人もお年寄りばかりだったからだ。

 それに、団地の1階は商店街なのだが、半数以上がシャッターを閉じていた。

 

 団地やマンションの住民が高齢化しているのは、いまや日本全国で見られる現象で、けっして珍しい

ことではない。私は、いま、横浜市内にある1990年に建ったマンションに住んでいるが、当時入居した

人はほとんどが60代を越え、理事会は老人会になってしまっている。

 

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山田順の「週刊:未来地図」 ―

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メルマガ[016]日本は世界最悪の「女性差別国家」。なぜ誰も問題化しないのか?

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                      山田順の「週刊:未来地図」

                                 No.016 2012/12/25

          日本は世界最悪の「女性差別国家」。なぜ誰も問題化しないのか?

 

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  じつは、日本は国際的には「女性差別国家」と見られています。それも、国別順位で100位以

下という最悪の「女性差別」が行われている国と見られているのです。それなのに、メディアは

問題にせず、国民も、当の女性も、この件にあまり関心がありません。 

 女性をもっと大事に、そして活用しなければ、日本の再生はありえません。

[目次] ───────────────────────────────────────────────

■労働の男女格差、日本は世界最低レベル

■出産で一度退社してしまうと職場復帰が難しい

■ダボス会議も日本の女性の地位の低さを指摘

■女性の議員、大臣が少なく、女性が首相になったことがない国

■「男女雇用均等法」は当初、努力義務にすぎなかった

■改正は続いているが、差別もまた続いている

■女性の非正社員化に拍車がかかっただけ

■マスメディアの無関心と保守陣営の猛反発

■日本は世界でも唯一の「企業社会主義国家」

■リスクが大嫌いだから終身雇用にすがる

■日本の年輩社員の生産性は新興国の労働者以下

■日本の労働生産性がアメリカ、OECD諸国より低いわけ

■終身雇用制度の下では女性正社員はコスト高に

■世界的に見て日本女性だけが異常な労働環境にある

■「アラサー」「アラフォー」という言葉のバカバカしさ

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■労働の男女格差、日本は世界最低レベル

 

 2012年12月17日、先進34か国が加盟する経済協力開発機構(OECD)から、「ジェンダー・フォ

ーラム」の報告書が発表された。

  それによると、日本の男女間の給与格差は40歳以上では40%にも上り、OECD加盟国中、韓

国に次いでワースト2位だった。上場企業の役員の女性の割合はわずか5%で、これも加盟国中

では最低レベル。

 

 つまり、日本では「男女平等」は実現しておらず、実際の日本は「女性差別国家」なのである。

 しかも、そのレベルは世界最悪の部類に属す。

 

 OECD報告書によると、日本では25歳から34歳の女性が大学を卒業している割合は59%で、

男性の52%を上回っている。つまり、女性のほうが高学歴である。さらに、45歳から54歳でも、

男性の学士保持者が32%、女性は23%となっているので、日本の女性は優秀である。

 

 しかし、男女間の給与格差は、なんと29%。これはOECD諸国の平均の16%より、はるかに

大きいのである。そして、前記したように40歳以上になると40%も開きがある。これは、同じ能

力で同じ仕事をしても、男性の6割しか給料をもらえないということを表わしている。

 

 また、同じく前記したように、日本の上場企業の役員における女性の割合はわずか5%にすぎ

ない。学歴では男性と変わらなくなったのに、給料でも出世でも差別されている。それが、日本の

リアルな姿なのである。

 

■出産で一度退社してしまうと職場復帰が難しい

 

 なぜ、日本では、女性に男性並みの給料を払わないのだろうか?

 

 OECDの報告書では、日本女性が労働市場で困難に直面する要因として、ワークライフバランス

の難しさを挙げている。日本女性の多くは出産後に退職することが多い。そして、その後、職場復

帰を希望しても実現は非常に厳しいというのだ。

 

 また、被扶養者となると、所得税免除の範囲内に収入をとどめたほうがトクな場合がある。いわゆ

る「年収103万円以下」であれば「配偶者控除が受けられる」という制度だ。つまり、このような職場

の環境、税制などが、既婚女性の仕事へのモチベーションを削がせていると、OECDは指摘する。

 

 さらに、OECDの報告書では、2011年の日本の労働市場参加率は、男性が84%、女性が63%で、

この状態が続けば今後20年で日本の労働人口は10%以上減少する予測している。経済成長にとっ

て男女平等が鍵であり、労働市場における男女格差を解消することが日本の発展につながる、と結

論づけている。

 

*OECD報告書「Gender Publication - Closing the Gender Gap: Act Now」

http://www.oecd.org/gender/closingthegap.htm

*「Lack of support for motherhood hurting women’s career prospects, despite gains

in education and employment, says OECD」

http://www.oecd.org/newsroom/lackofsupportformotherhoodhurtingwomenscareer

prospectsdespitegainsineducationandemploymentsaysoecd.htm

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メルマガ[015]就活で言われているすべてのことが間違い!2025年に必要な人材とは?

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                   山田順の「週刊:未来地図」

                            No.015 2012/12/18

     就活で言われているすべてのことが間違い!2025年に必要な人材とは? 

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  街でリクルートスーツ姿の学生を見かけます。今年は解禁が12月1日になり、就活とクリスマ

スシーズンがいっしょにやってきたからです。そこで、今回は未来を見据えた「就活」について考

えます。

 最近では、「内定は親子で勝ち取るもの」として、親の参加も必要とさかんに言われています。

 はっきりいってバカげていませんか? ともかく、現在、日本で行われている「就活」は、未来を

考えればすべて間違っているとしか言いようがありません。

 

[目次] ────────────────────────────────────────────────

■落ちるたびに自分が嫌になり、また頑張るの繰り返し

■学歴不問といって実際は学歴順に採用する

■子供といっしょに面接練習しても無意味

■これが、採用側が使っている大学ランキング

■「男子は金融、女子は化粧品会社」にエントリー

■「3年以内に3割が辞める」と想定して採用

■誰もが同じ行動を取らなければならない壮大なムダ

■誰もが自分は平凡だということを認めたくない

■「キミはこの世界でたった一つの存在」という欺瞞

■じきにサラリーマンもOLも消滅するのは確実

■今後生きていくために必要な「3つのE」とは?

■「ジョブレス・リカバリー」はなぜ起こったか?

■進む『ワーク・シフト』に対応することが求められる

■10年後、20年後を見据えてすべきこと

───────────────────────────────────────────────────

 

■落ちるたびに自分が嫌になり、また頑張るの繰り返し

 

 12月に入ってから、都内の目ぼしいイベント会場では、企業の合同説明会(ゴーセツ)

が目白押しだ。

 それ以外にも、業界ごとの説明会、企業グループや企業単体の就活セミナーなどが、

ひっきりなしに開かれている。そうした会場付近では、リクルートスーツ姿の男女学生が、

スマホ片手に飛びまわっている。

 

 その姿を見るたびに、私は、胸がキュンキュンと痛む。数年前、私の娘も同じように就

活をやっていたからだ。彼らと娘の姿がダブる。

 ああして頑張って、結果的に何十社も落ちる。落ちるたびに自分が嫌になり、それでも

なんとか頑張る。これの繰り返しが、GWまで続く。日本の就活は、学生になんて残酷な

のだろうか?と思う。

 

 新聞や雑誌では、就活の特集が花盛りだ。現在、「内定を勝ちとるノウハウ」が、企業の

人事部、大学の就職課、リクルート企業、先輩社員、専門家などによって、「ああでもない

こうでもない」と語られている。

 本当に、いろいろな意見、考え方があるのには、びっくりする。

 

■学歴不問といって実際は学歴順に採用する

 

 しかし、現在の日本の就活において、「内定を勝ちとるノウハウ」などはないに等しい。こう

やれば確実に就職できるなどという方法など、あり得ないのだ。

 というのは、いまのシステムでは、初めから就活で内定を取れる学生、取れない学生は決

まっているからだ。受験と同じで、すでに大学ランキングは完成していて、下流大学卒業学

生は、二、三流企業、中小企業止まり、一流大学卒業学生は一流企業、トップ企業OKと決

まっているからだ。

 

 したがって、下流学生は就活の季節になってから、慌てて努力してもムダである。まして、

テクニックだけではこの壁は越えられない。

 

 ただ、このことをいきなり言ってしまうと、下から一発逆転、這い上がって来る学生がいなく

なってしまうので、そういった学生も少しは必要だから、誰も口にしない。学歴不問といって実

際は学歴順に採用し、一部、下からの這い上がり組を入れる。

 これが、名だたる一流企業、トップ企業のやり方だ。

 

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