10/08/12●日本からも2000件以上、ユーチューブのプロジェクトが盛況 印刷

  やはり、メディアはマスからソーシャルの方向に進んでいる。
 ユーチューブ(YouTube)が始めた「ライフ・イン・ア・デイ(Life in a Day)」プロジェクトで、世界中からなんと8万件の映像が集まったことが明らかになった。日本からも2000件以上が投稿されたという。
 このプロジェクトは、ユーザーが撮影した7月24日の「ある一日」を収めた映像を用い、長編ドキュメンタリー映画を制作するというもの。現在、ケヴィン・マクドナルド監督指揮のもと、20名のスタッフにより編成された専門チームが応募映像の内容確認を進めている。

   「LIFE IN A DAY」

 製作総指揮を務めるのは、リドリー・スコット監督。同氏は「世界中のユーザーから投稿された動画数は膨大で、私たちの予想を上回る驚くべき反響でした。どのような映像が投稿されたのか、そしてこの革新的な試みからどんな映画が生まれるのか、私自身みなさんと同じようにワクワクしています」とコメント。完成作品は、2011年のサンダンス映画祭で上映される予定とのこと。