10/09/30●電子書籍クラウド型サービス「Fan+」が開始を来年に延期 印刷

「Fan+(ファンプラス)」は、NTTプライム・スクウェアと角川コンテンツゲートが、今年2月に共同出資した新会社が始める電子書籍をコアとしたクラウドサービス。いわば、電子書籍の専門店モールで、店には電子書籍に限らずハイブリッド型のコンテンツを用意し、ファンを呼び込もうというもの。電子書籍のビジネスとしてはかなり斬新なので注目していたが、9月30日、今秋開始予定2011年春に延期するとの発表があった。電子書籍ビジネスは、最近、なんでもありの状況で、いったいどれがこの先伸びるのかもわからなくなってきた。

 コンテンツ提供側も、配信サービス側も混乱が続いている。