11/01/20●凸版印刷がインテルと提携、クラウド型電子書籍ストアをオープン! 印刷

 凸版印刷とインテルは1月20日、電子書籍事業で協力すると発表した。凸版印刷子会社のビットウェイに対しインテルが出資、ビットウェイは調達資金を活用して新ストア「BookLive!」を2月上旬にオープンすると、発表した。「BookLive!」では、パソコンをはじめ、電子書籍専用端末、タブレット端末、スマートフォンなど、あらゆる端末に対応する共通IDにより、購入した書籍を閲覧可能とするという。つまり、クラウド型の電子書籍ストアである。

    

 さらに「BookLive!」では、雑誌コンテンツの配信では、出版社との協業で動画やCG、広告との連動する、新しい電子コンテンツを開発して販売するという。また、「BookLive!」の独自端末の開発も検討していくというから、まさになんでもありといった感じだ。 

 発表によれば、「BookLive!」には日経BPが協力、まず電子雑誌の開発が行われる。また、賛同企業としては、講談社、集英社、小学館、新潮社、文藝春秋などの出版社、東芝、日本電気、オンキヨー、ASUS、Dell、HTC、LG電子、サムスン電子の名前があがっている。