11/12/10●BL作家・檜原まり子氏がFacebookで電子書店をオープン 印刷

電子書籍をソーシャルメディア上で配信・販売する新しい試みが始まった。始めたのは、電子書籍DRMソリューション開発などを手がけるアイドックで、同社の「f読(えふどく)」サービスを使い、ボーイズラブ作家・檜原まり子氏がFacebook上で自作品専用の電子書店コーナーをオープンした。

 公開作品は、「月夜にはじまるその恋は」「情熱の月暦~愛しの人狼1~」など4作品。Facebookユーザーは、同コーナー上で立ち読みしたり、DRM付き電子書籍ファイルを PayPal決済でダウンロード購入できる。

 
  「f読(えふどく)」サービスは、アイドックのDRM付きEPUB・PDF電子書籍配信ソリューション「bookend」をベースにしたもので、「出版社・作家も簡単に始められる」というFacebookページ構築・運用サービス。初期費用は9万8000円(3カ月)で、レベニューシェアは売上額の25%。檜原まり子氏の電子書店はその採用第1号。