スマホ時代になり、閲覧記録ソフト問題が次々に起っている。昨年末にはアメリカで「キャリアIQ」問題が騒がれ、日本でも「カレログ」が一時問題になった。そんななか、日本でも、電子雑誌アプリが会員ユーザーのページ閲覧履歴等を取得していたことが判明、騒ぎになっている。

  告発したのは、「電子書籍とプライバシー」サイト。以下のような内容で、その状況を詳細に報告している。

• そもそもの発端 ～ 産経新聞アプリ
• マガストア
• ビューン
• ビューン for woman
• その他の電子書籍アプリたち
• 問題点の整理と今後の展望

　これに対して、株式会社ビューンは、1月12日、同社がスマートフォン向けに提供している電子雑誌アプリ「ビューン」および「ビューンfor Woman」の問題について釈明のプレスリリースを公開した。それによると、取得情報について悪用の意図はなく、近日中にも利用規約をより厳格なものに変更するとのこと。ただ、こうした釈明だけでは、監視ソフトの問題は解決しない。