12/03/13●噂のグーグルタブレットへの布石、「Android Market」が「Google Play」になって1週間 印刷

グーグルは3月6日、クラウドベースのコンテンツサービス「Google Play」 を発表した。これは、モバイルアプリストアの「Android Market」、米国でのみ提供している音楽サービス「Google Music」、一部の地域で提供している電子書籍ストア「eBookstore」を一つにしたものだ。つまり、「Google Play」によって、アプリ、ゲーム、動画、書籍が1カ所に集められて再編されたわけで、各コンテンツがカテゴリーを超えてライバルになる時代がやってきたと言えるだろう。

 

  グーグルは早ければ今年の夏には、7インチ、199ドルの「Google Tablet」を発売し、アマゾンの「Kindle Fire」とのタブレット戦争に突入すると言われている。したがって、この「Google Play」は、そのための布石であると言われている。実際、グーグルは、「Google Play」を開始して以来、アプリ、動画、書籍について25セントの日替わりセールを行なっている。

  ただし、「Android Market」の機能は基本的にはこれまでとは変わっていない。したがって、いまのところは名称が「Google Play Store」に変更されただけだが、この先はわからない。現在のところ、ブラウザで「market.android.com」に行こうとすると、「play.google.com」にリダイレクトされる。