12/03/14● 日本経済新聞の決算 連結売上高が公表以来初の3000億円割れ 印刷

日本経済新聞社は3月13日、2011年12月期決算を発表した。連結の売上高は、2901億9800万円(前期比4.4%減)で6期連続の減収となり、3000億円を割り込んだのは、連結決算を公表した2000年以来初めてのことになった。

営業利益は、前期比12.4%減の96億7000万円。ただし、経常利益は前期比6.0%増の124億7900万円で、純利益も同17.0%増の73億 1300万円となった。この純益の増加は、厚生年金の代行返上益を特別利益に計上したことが寄与したという。
 
日本経済新聞社(東京大手町)

   なお、日本経済新聞単体の売上高は、前期に比べ3.7%増加し1708億 9500万円。営業利益は同40.6%減の34億9500万円、経常利益は同34.4%減の45億900万円、純利益も同37.9%減の34億3000万円となっている。販売と広告の収入比率は68.7対31.3で、売上高に占める販売収入と広告収入の割合は80.2%である。