12/04/14●「eBook Wars」電子書籍戦争が勃発。アップルが司法省に反論 印刷

アメリカでは司法省が電子書籍のエージェンシーモデルを独禁法違反としたため、「eBook Wars」(電子書籍戦争)が勃発した。出版大手5社のうちHachette、HarperCollins、Simon & Schusterの3社は司法省の勧告を受け入れたが、MacmillanとPenguinは反発。アップルは反論して、裁判になる可能性が高まっている。

ITニュースサ イト「All Things Digital」によると、アップルの反論は、同社の広報担当Tom Neumayr氏によるもので、「電子書籍市場をアマゾンに独占させないために、iBookstoreは市場のイノベーションの役割りを担っている」「アプリ価格も、デベロッパー自身が決めている」としている。アップルは、この電子書籍戦争にアマゾンも引きづり込もうとしているという。