G1予想[095] 第43回 高松宮記念(2013年3月24日) |
2013年 3月 22日(金曜日) 23:58 |
枠連6-6の1点勝負。 その理由は、「香港」にあり
今年は、大本命馬がいる。スプリンターズSを勝ち、さらに暮れの香港スプリントを圧勝、昨年のJRA賞最優秀短距離馬に輝いたロードカナロア(牡5 、栗東・安田隆)だ。国際G1馬だから、ここでは負けるわけにはいかないだろう。仕上がりも万全だ。よって本命。
続くのは、このレースで2年連続2着に惜敗しているサンカルロ(牡7、美浦・大久保 洋)、3連勝で夕刊フジ賞オーシャンSを快勝したサクラゴスペル(牡5、 美浦・尾関)、シルクロードSの勝ち馬ドリームバレンチノ(牡6、栗東・加用)、シルクロードSと夕刊フジ賞オーシャンSでともに2着のダッシャーゴー ゴー(牡6、栗東・安田隆)、阪急杯でロードカナロアから3/4馬身差の2着だったマジンプロスパー(牡6、栗東・中 尾秀)などだ。
ロードカナロアからこれらの馬に、馬単、馬連、3連単、3連複でOK。というのが、競馬マスコミや評論家の予想だ。しかし、こんなことは考えなくても誰でも言える。よって、これを買ってしまうと、馬券偏差値は35止まりといったところか。
そこで、次にこう考えた。今日散歩していたら、近所の桜並木はもう満開だ。すでに風に舞い落ちている花びらもあった。今年は、桜の開花が早い。このままいくと、高松宮記念は満開の桜の下で行われれる。
となると、サクラゴスペルか? なんと3連勝でのG1出走だから、かなりくさい。サクラゴスペルから総流しか?ただ、これを買っても、馬券偏差値は50止まりだろう。
そこで、さらにこう考えた。たまには騎手で買おうと。となると、中央入りし、絶好調の戸崎騎手。となると、相手は同じく元地方騎手の岩田か。これだと、フィフスペトル、ロードカナロアの1点勝負になる。
そうだ。外国人騎手1点勝負もある。デムーロのシルクフォーチュン、バルジューのツルマルレオンだ。
この辺になると、やっと馬券偏差値が50を超える。
さらに騎手でいくと、上手い順という手もある。これだと、天才・丸田恭介に、秀才・松山弘平となり、モンストールとドリームバレンチノの1点勝負になる。えっ、なんで丸田恭介が天才なのかだって? それは、残念だが、教えられない。
いずれにせよ、ここまでくれば馬券偏差値は60を超える。
さらに、馬券偏差値70超えを目指して、こう考えた。このレースの鍵を握るのは香港スプリント馬ロードカナロア。つまり、キーワードは香港だ。
香港といえば、思い出すのは、初めて香港に行った30年前、乗ったタクシーの運転手 に、「お客さん、いいベルトあるよ。ヴァレンティノ、ホンモノだよ。時計もあるよ、ロレックス。どう、安いよ」というので、ニセモノとわかっていながら も、密かに期待して値切って買ったことだ。
あの頃の香港は、ニセモノ、パッチモノ天国だった。タクシーの運転手まで、ニセモノを売りつけてきた。
と、それはともかく、タクシーを降りてブツを確認した。すると、ヴァレンティノ Valentinoは「バレンタイン」Valentineだった。スペルは1文字違い。さらに、ロレックスRolexは「ロラックス」Rolaxだった、 これもスペルは1文字違い。香港人(中国人)は偉い。
松山弘平が乗るドリームバレンチノのバレンチノは、文字数制限のため「ヴァレンティノ」とは書けないだけで、ブランドのヴァレンティノのことだ。香港でバレンタインをつかまされたので、以後、私はヴァレンティノ製品を1回も買ったことがない。
というわけで、今回、バレンチノを30年ぶりに買う。つまり、勝負馬はドリームバレンチノだ。となると相手はロードカナロアしかない。両馬とも6枠に入った。よって枠連6-6の1点。なんと、1番人気、2番人気の組み合わせか。
これだと結局、馬券偏差値は35以下だろう。
■第43回 高松宮記念(G1)1200M 芝 1枠 1番 アドマイヤセプター 牝5 55 池添謙一 |