G1予想[154] 第82回日本ダービー(2015年5月17日) |
2015年 5月 29日(金曜日) 01:07 |
キタサンブラックから社台グループ以外の生産馬に馬連総流し
ダービーの週は、毎年、競馬予想で盛り上がる。今年も、何人かの専門家(新聞、専門紙)と話し、馬券仲間とも話した。その結果、今回のダービーが「3強ダービー」であることがはっきりしてきた。 ドゥラメンテ、リアルスティール、サトノクラウンの3頭だ。これに、青葉賞を勝ったレーヴミストラルが続く。なので「3強+1」とも言える。誰もが「これで決まりでしょう」と口をそろえた。 しかし、本当にそうだろうか? 残念ながら、私もそう思う。この「3強+1」の決着でほぼ鉄板だと思う。 ただし、この「3強+1」で本当に決まると、今回のダービーはダービーではなくなる。「ノーザンファーム運動会」になる。なぜなら、「3強+1」はいずれもノーザンファームの生産馬だからだ。世代の頂点に立つ馬が、全部同じ牧場で生産されるなんて、まあ、仕方ないとは言えるが、じつにつまらない。
じつは、この4頭以外にもノーザンファーム生産馬、社台グループ生産馬は何頭もいて、出走馬の半数以上が社台グループ生産馬である。つまり、日本ダービーは「社台運動会」なのである。 というわけで、当らない馬券を買うことに意義を見出している当方としては、「3強+1」はもちろん、社台グループ生産馬をすべて蹴ることにした。現在の日本の競馬で、これをやるのは「自殺行為」に等しい。ならば、ダービーという大舞台でこれをやるのが、最善と判断した。
さて、社台グループの馬以外で、もっともいい成績できているのはキタサンブラックである。生産がヤナガワ牧場、馬主が北島三郎、父がブラックタイド、母がシュガーハート、母の父がサクラバクシンオー、母の母がオトメゴゴロ。どこからどう考えても、ダービー馬にふさわしくない。 とすれば、これを指名するしかない。 結論:キタサンブラックから社台グループ以外の生産馬に馬連総流し。
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