G1予想[172] 第76回皐月賞(2016年4月17日) |
2016年 4月 14日(木曜日) 19:21 |
世界最大の恐竜ドレッドノータスから
ロジクライが春全休となり、スマートオーディンとハートレーが回避。それで、今年の皐月賞は「3強」ということになった。朝日杯フューチュリティS(G1)を制して2歳王者に輝いたリオンディーズ、そのリオンディーズを皐月賞トライアルの弥生賞(G2)で破って3連勝中のマカヒキ、同じくきさらぎ賞(G3)を勝って3連勝中のサトノダイヤモンド。この3頭だ。 これまでの実績から見て、この3頭のどれかが勝つ。そう考えるのが、もっとも自然だ。3強の走破タイムを見れば、例年のレベルを超えているので、この3頭を外した馬券は考えられない。。 しかし、この3頭とも、買わない。3頭のなかでは、リオンディーズがもっとも有力だと思うが、買わない。リオンディーズから残りの2頭、そしてマウントロブソンをおさえれば間違いないと予想したが、それを買っては馬券プレーヤー失格だからだ。。 競馬のレース予想と、買う馬券は別にする。これが馬券プレーヤーの鉄則だ。ここで何度も書いてきたように、馬券というのは、来ないと思う馬のなかから1頭を選んで買うものだ。もちろん2頭でも3頭でもいい。ともかく、レース予想をして、この馬は来るだろうと、そこから馬券を買うのは、決定的に負ける最短の方法であり、「もっともやってはいけない」ことだ。
では、どの馬にしたらいいのか? いろいろ迷ったの末に、ドレッドノータスにすることにした。レッドノータスとは、世界最大の恐竜の名前。ブロントサウルスによく似た4足歩行の首長竜で、アルゼンチンで化石が発見されて話題になった。ただ、世界最大といっても首長竜ですから、動作はのろく、歩くのも遅い。こんな恐竜名の馬が皐月賞を勝っていいわけがないと思う。 次に、ドレッドノータスはキャロットクラブ所属の「一口馬主」馬で、価格は12.5万円。競馬界の秩序、競馬経済から見て、一口馬主の馬がクラシックを取ることは歓迎されない。この面からも、ドレッドノータスは来てはいけない。 さらに、前走の弥生賞は入れ込んで7着惨敗だ。調教も、折り合い重視の軽め。これで巻き返すのは、奇跡に近い。つまり、これほど買う条件がそろった馬はいない。 結論:1枠1番ドレッドノータスから馬連総流し。1枠から枠連総流し。 |