17/03/25●中国のネットに海賊版小説溢れる!犯人は文章自動作成ソフト |
やはりというか、AI時代はこうなるということが、中国で起こっているようだ。『INTERNET Watch』の「山谷剛史のマンスリー・チャイナネット事件簿」が伝えている。 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/m_china/1050996.html この記事によると、『浙江日報』は、中国で普及しているネット小説の海賊版が大量生産されているという記事を掲載したという。たとえば、中国で著名なドラマ「錦繡未央」では、ファンが非常に似ているとした小説が209もあるという。 なぜこんなことが起こるのか?それは、「淘宝網」(Taobao)で10元(約160円)から売られている文章作成ソフトがあり、文章作成ソフトにより容易に新たな小説が大量につくられているからだそうだ。こうしたソフトは、文章を大量に書き換えるために、一見すると元ネタがわかりにくく、現行の著作権法では海賊版の認定は難しいという。 こうしたなか、「百度」や「阿里巴巴」「中文在線」らは、知的所有権(IP)を保護する目的で「原創(オリジナル)聯盟」というオンライン小説の組織結成を発表。海賊版小説を協力して排除するという。 |