G1予想[197]第155回天皇賞・春(2017年4月30日) |
2017年 4月 24日(月曜日) 01:21 |
キタサンは惨敗、サトノも来ない。アルバートを指名
キタサンブラック(武豊)、サトノダイヤモンド(C・ルメール)が人気を分け合い、ほぼこの2頭で決まりと言われている。となると、昨年の有馬記念が、ここで再現されるということになる。つまり、ゴール前、逃げ込みを図るキタサンをサトノが追い詰める。そして、ゴールという絵に描いたような決着だ。 はたしてそんなことがまた起こるのだろうか?
競馬と馬券は違う。 競馬予想と馬券予想はまったくの別物だ。 とすると、馬券上では、今回はキタサンブラックが生涯初の惨敗を喫して馬券圏内から消え、サトノダイヤモンドも同じ道をたどらなければならない。キタサンかサトノのどちらかを外して馬券を買うということは、ちょっと年季を積んだプレーヤーなら誰でもやることだ。 よって、2頭とも来てはいけない。 そしてさらに、今回、もっとも魅力的な馬シャケトラから買うことも、典型的な穴狙いプレーヤーならみなすることだ。よって、この馬も買ってはいけない。
とうわけで、今回、買うのはアルバート。 最近、私はテレビでほぼ毎日、『大草原の小さな家』(FOXクラシック)を見ている。また、それに合わせて原作本も福音館版の第1巻から4巻までを読み返している。 テレビの方は、現在、シーズン5まで来ていて、本の方は『シルバー・レイクの岸辺で』まで読み終わった。もっともアメリカ的、そしてアメリカ人の心の原点とされる『大草原の小さな家』だが、何度見ても、何度読み返しても、ローラの成長物語とインガルス一家の家族愛は胸にジーンとくる。
さて、テレビドラマでは原作では登場しないキャラクターがたくさん登場している。その筆頭が、シーズン5から登場したインガルス家の養子となるアルバートだ。 アルバートは孤児で、ウノティカの町でチャールズに気に入られて引き取られ、ウォルナットグローブでインガルス一家と暮らすことになった。つまり、ローラに弟ができたのだ。
アルバートは、去年の天皇賞(春)では鞍上にルメールを迎え、6番人気で出走した。着順は6着。勝ったキタサンブラックからは3馬身半ほど話され、0.5秒差で入線している。今年はどうなるだろうか? 昨年はキタサンの2着にカレンミロテックが来るという低レベルのレースだったが、今年はそうはいかない。近年にない豪華メンバーがそろった。 おそらく、昨年以下の着順になるのは間違いないだろう。よって、この馬を買う。 結論:アルバートから馬連総流し。アルバートが入った枠から枠連総流し。
|