17/05/21●大宅壮一文庫のクラウドファンディングが目標額500万円達成 |
運営難が続く雑誌専門の図書館「大宅壮一文庫」(東京都世田谷区)が5月18日、クラウドファンディングの大手「レディーフォー」で運営資金の募集を始め、これを朝日新聞が取り上げたところ、あっという間に、目標額の500万円が集まった。目標額を超えてもファンディングは続けられており6月30日まで受け付けている。 → https://readyfor.jp/projects/oya-bunko 大宅文庫は、 評論家の大宅壮一(1900~1970年)の遺志により、1971年に開館、雑誌の蔵書は日本有数で明治、大正期の創刊号などもある。1970年代から90年代にかけて、私もここには何度も足を運んで資料を物色した。しかし、ネット時代になって利用者も激減、2015年度は延べ約8万7000人が利用したが、昨年は約500万円の赤字を記録する見込みという。 |