G1予想[208]第22回秋華賞(2017年10月15日) |
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2017年 10月 13日(金曜日) 20:21 |
なんでラビットが差し切ってしまうのか!
いまや最大の注目は、競馬より、小池百合子「希望の党」がどれくらい失速するかだろう。ここまで情勢、風が読めない女性は珍しい。すでに彼女は65歳、高齢者である。日本初の女性総理になるのなら、今回出馬しなければノーチャンスだ。いつまでも自分が若いと思っているのだろうか? 女性のほうが男性より、はるかに「勘」(勝負勘)があると思ってきたが、この考えはとことん間違っていた。希望の党の公約を見て、本当にがっかりした。 「希望への道、12のゼロ」と題して、次の12項目が挙げられているが、これが本当に公約なのか? 冗談としか思えない。
①原発ゼロ ②隠ぺいゼロ ③企業団体献金ゼロ ④待機児童ゼロ ⑤受動喫煙ゼロ ⑥満員電車ゼロ ⑦ペット殺処分ゼロ ⑧フードロスゼロ ⑨ブラック企業ゼロ ⑩花粉症ゼロ ⑪移動困難者ゼロ ⑫電柱ゼロ
希望の党の公約はここに→ https://kibounotou.jp/pdf/policy.pdf
「12のゼロ」より驚いたのが、経済政策を「ユリノミクス」と自ら言い出し、目玉政策として、消費税の増税分5兆円を凍結し、企業の内部留保に課税することしたことだ。 そしてさらに驚くべきことに、日本の政党として初めて「ベーシックインカム」の導入を提唱したのだ。 希望の党のHPには、「ベーシックインカム導入により低所得層の可処分所得を増やす」と書かれている。
おそらく小池百合子はベーシックインカムがなにか知らないのだろう。こんなことが本当に行われたら、政府によって生活が管理されるという監視国家が成立してしまう。よく考えてほしい。ベーシックインカム世界では、政府からもらったお金で政府が胴元の競馬場で馬券を買うことになる。こんなバカげた社会になったら、夢も希望もない。 ともかく選挙後、誰を指名するかわからない政党などに誰が投票するだろうか? 比例区で「希望」と書くなら、「絶望」と書いてみたほうがマシだ。
というわけで、秋華賞の予想だが、ラビットランから買う。この馬のほうが小池百合子よりよほど賢いのではないかと思う。 ふつう、競馬では逃げ馬、とくにペースメーカーになる馬を「ラビット」と呼んでいる。ドッグレースに行けばわかるが、犬たちはゲートが開くと、猛然と模型のラビット目掛けてとダッシュする。 ところが、ここに出てくるラビットランは逃げ馬ではない。トライアルのローズステークスを直線一気に差し切った。ウサギとカメのおとぎ話でも、ウサギは昼寝してカメに差されるのだから、こんなラビットがいてはいけないと思う。ウサギはどんなレースにおいても、“カモ”と同じでなければいけないからだ。
というわけで、今回はラビットランを買うしかない。前売りを見るなんと1番人気になっているが、今回はそれを承知で買わなければならない。そうして、本当にラビットなのか試してみるのだ。 もし、ウサギなのに勝ってしまったら、そのときは頼むから、名前を変えて欲しい。世の中にカメに勝てるウサギがいてはならない。子供たちに、コツコツまじめに努力しても報われない、強いものは初めから強いと決まっているのだと「本当のこと」を教えなければならない。 結論:1枠2番ラビットランから馬連、枠連、総流し。 |