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G1予想[216]第69回朝日杯フチュリティーS(2017年12月17日)
2017年 12月 14日(木曜日) 02:21
未来からの刺客ヒシコスマー

 

 朝日杯という以上、朝日新聞が「冠」となっている。で、朝日新聞の最近の状況はどうか?というと、これが大不調。先月行われた労組との協議会で、会社側は「給与160万円減(年収)」を再提案している。この提案は昨年提案されて却下されたもので、今年こそは実施されそうだと言う。

 なにしろ、部数は620万部を割り込み、部数減は止まらない。これでは700億円近い人件費を100億円削らないとやっていけないのだと、知人の朝日関係者は言う。

 というわけで、朝日には「フューチュリティ」(未来)はないようだ。

 

 じつは、今週、Yahooジャパン主催の「オーサーコンファレンス」に初めて出席した。これは、Yahooニュースの「個人欄」でコラム記事を書いているオーサー(執筆者)の会合で、年間を通していい記事を書いた人間にアワードが贈呈され、それとともに、どのように記事を発信していけばいいか?などをテーマにしたシンポジウムも行われた。

 それで、いろいろ思うことがあったのだが、結局、なにがどうであれ、人は好奇心の塊であるということだ。メディアの役割は、この一般大衆の好奇心を満たすことである。

 

 ともかく、人はなんでも知りたいのである。この世の中で起こることを、なぜ起こるのか? なぜそうなるのか?裏になにがあるのか?など、知って、知って、知りまくりたいのだ。

 私は小さいころから、教師に嫌われていた。なんでもかんでも知りたいので、「なぜ?」を連発したからだ。「先生、なぜそうなるんですか?」としつこく聞いた。そのたびに教師は嫌な顔をした。なぜなら、教師は答は知っている。しかし、「なぜそうなるのか?」は知らないからだ(算数、理科は例外)。

 

 競馬も結局「なぜ」の繰り返しである。なぜ大穴が飛び出すのか、誰にもわからない。すべては結果論で、わかることは、結局、未来は誰にもわからないということだ。たった2分ほど先に起こることなのに、現時点ではわからないのである。

 よって予想は的中させることが目的ではない。わからない未来を、わからないと正直に示すことこそが、予想の本筋だ。そういう目で見ると、いまの競馬メディアで本当の予想をしている人間はほぼいない。みながみな、同じようなことしか言わない。誰もが知っている「過去」に基づいて「未来」を見ようとしている。本当に馬鹿げている。

 たしかに「過去」は「現在」に影響を与え、さらに「未来」にも影響を与えている。しかし、「未来」もまた「現在」に影響を与え、「過去」にも影響を与えているのだ。すべては流転、これが宇宙だ。

 

 と長くなったが、下馬評ではタワーオブロンドンとダノンプレミアムで絶対のようだ。まず、タワーオブロンドンだが、ここまで4戦3勝2着1回とほぼ完璧なキャリアを歩んできている。しかも、前走の京王杯2歳Sは、直線で一気に伸びて快勝している。この切れ味はこのメンバー中でも一番だろう。

 一方のダノンプレミアムは、新馬戦を0.7秒差で圧勝。しかもこのときのメンバーのレベルは高い。なぜなら、2、4着馬はその後出走していないが、5、6、9着馬はその後勝ち上がっているからだ。そして2戦目の前走のサウジアラビアロイヤルカップは、なんとレコード勝ちである。

 これでは、誰もがこの2頭の「一騎打ち」と予想するだろう。

 

 しかし、この2頭とも買うわけにはいかない。この2頭が来る未来は、過去に基づく、もっともあり得る未来だからだ。よって、違う未来を買う。

 違う未来をつくる力を持っているのは、前走の阪神の万両賞を8番人気で勝ち上がったヒシコスマーだ。前々走、デイリー杯2歳Sでは7番人気で8着(ビリ)惨敗。しかも、7着馬から8馬身も離されて入線した馬が、なぜ前走を快勝できたのか? しかも最後方から直線一気だった。

 つまり、この馬は、なぜ勝つのか説明できない馬なので、この点を評価して買うほかないのである。おそらく、現時点では「ハマれば」という評価しかできない馬が、ヒシコスマーである。つまり、未来からの刺客だ。フュチュリティー(未来)に、もっともふさわしい馬だ。

 結論:ヒシコスマーから馬連、枠連総流し。

 

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