メルマガ[332] 習近平の権力強化で深まる日本の危機(2)なぜ日本は中国をいつも見誤るのか? |
No.332 2017/10/24 日本の総選挙は、予想通り自公が圧勝し、今後も安倍政権が続いていくことになりました。これで少なくとも、安倍政権は2020年までは続くのは間違いありません。 一方の中国も、5年に1度の中国共産党全国代表大会で習近平政権の基盤が強化され、こちらもまた2022年まで続くことになりました。となると、“中華民族の偉大なる復興”を目指す「中国の夢」は、日本にとってさらに大きな脅威となってきます。 そこで、今回も前回に続いて、対中関係について述べますが、歴史的に日本の対中政策は今日まで間違ってばかりいます。 なぜいつも日本は中国を見誤るのでしょうか? [目次] ───────────── ■共産党大会で「習近平・中国皇帝」が誕生 ■「総書記説了算」で習近平の仰せの通り ■敵視政策から宥和政策に転換した安倍政権 ■まったく期待できないトランプの北京訪問 ■ロケットマンはリビアのカダフィが反面教師 ■日本にとって中国は「泥沼」に過ぎない ■天安門事件後の経済制裁をいち早く解除 ■「中国の恩に報いた」ヤオハンの失敗 ■歴史的大転換となった天皇陛下の訪中 ■トランプは「人格障害」という本が出版 ───────────────── |