18/01/26●過去最大の6.9%前年より約1000億円減少した出版市場 |
1月25日、出版科学研究所が発表した2017年の書籍雑誌の販売額(推定)によると、「紙」の販売金額は1兆3701億円で13年連続減少し、減少幅は過去最大の6.9%、前年より約1000億円も減少した。「書籍」は7152億円(前年比3.0%減)「雑誌」は6548億円(同10.8%減)で、雑誌の落ち込みは止まるところを知らない。週刊、月刊を含む定期誌が9%減、ムックが10%減、単行本コミックスが13%減となっている。コミックスの減少は、読者の電子移行が進んだためだ。 なお、昨年12月の販売額は、1143億円で、前年比10.9%減。書籍は556億円で、同3.4%減。雑誌は586億円で、同17.0%減と4ヵ月連続の2ケタマイナスを記録している。 |