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Home [305]W杯日本代表を批判したら抗議殺到。7割が擁護という気持ち悪さ

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[305]W杯日本代表を批判したら抗議殺到。7割が擁護という気持ち悪さ
2018年 6月 30日(土曜日) 21:35

6月29日、なんと史上最速で梅雨が明けた。青い空、白い雲、吹き渡る風、揺れる木々、眩しい光------すべてがもう真夏を思わせる。現在、サッカーW杯がロシアで開催中だが、どの会場もすでに真夏の雰囲気で、気温も30度以上のところがある。

 

 そんななか、日本代表の予選リーグ最終戦であるポーランド戦が行われたが、最後の10分間あまりで、目を疑うようなことが起こった。会場をつんざくブーイングのなか、日本代表はパス回しを始め、まったく攻めなくなった。これをずっと続けたのだ。1-0で負けているというのに、このまま敗戦で終わっても決勝トーナメントに進めるからである。

 

 しかし、こんなことはしてはいけない。フェアではない。卑屈すぎる。本当にがっかりし、翌日、「Yahoo個人」欄に、『日本と日本人の評判を貶めたW杯サムライブルー。この“茶番”はスポーツを超えた問題だ!』というタイトルでコラムを寄稿した。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamadajun/20180629-00087538/

 

 私が言いたかったのは、こんなことをしたら、日本人は海外での評判を落とす。恥ずかしくないのだろうか?サイムライブルーなどというネーミングが泣く。彼らは、今回のプレー(試合放棄)で、「日本人はいつもフェアで尊敬すべき人々だ」という見方を一瞬にして打ち砕いてしまった。残念でならない。およそ、そういうことだった。

 

 しかし、すぐに批判が殺到した。抗議メールは来るし、ツイート状況を見てみると、炎上ともいうべき状態で、批判(というより怒りと誹謗)の嵐になっていた。以下、そんなメール、ツイートを一部、並べてみる。

 

・山田順、コイツが日本人で一番卑怯で恥ずかしい。

・海外メディアと一緒になって西野を叩くとは、どこまで非国民なんだ。

・頭悪過ぎ‼  FIFAのレギュレーションに従った戦術なだけ。これで日本の評判を貶めたとかどんだけ傲慢なんだよ。

・ところでこいつサッカーの何を知ってるの?

・この手の事を言うおじさんたちには早いとこ隠居して頂きたい。 

・スポーツを何一つ理解していないゴミのような記事。読む価値なし。

・オメーは何様なんだよ。ガタガタ抜かしてる暇があんならロシアのスタジアムでゴミ拾いでもして来いよ。

・BBCの酷評という他人の言葉を借りて、代表選手やそのスタッフたちを貶めるのか! 

 

 SNSで使われる言葉は、相手に面と向かって言えるような言葉でない。その結果、感情がむき出しになる。しかし、それはいいとしても、これは異常だ。彼らは、いったいなにがそんなに不満なのだろうか?日本代表が批判されることが、まるで自分が批判された。そればかりか、自分が全否定されたように受け取って反撃してくる。哀しいとしか言いようがない。

 

  日本代表の戦い方にがっかりし、それを表明しただけで、歌手・小柳ルミ子、女優・足立梨花、俳優・野村周平が同じようように批判されたと報道されている。野村周平の場合、「選手に失礼」「お前何様だよ」といった批判が殺到し、謝罪に追い込まれたというのだから異常だ。野村は、「えー。なにこの試合」と呆れたような一言を投稿しただけというのに------。

 

 さらに驚くのは、ライブドアニュースが、この問題に関してアンケートした結果だ。ライブドアでは「突破できたのでOK」か「リスクを負ってでも勝ちに行って欲しかった」の2択アンケートを実施した。その結果、最終的に5万8540票が集まったが、「突破できたのでOK」、つまり擁護派が73%を占めたのである。《コメント欄には、「反則プレーではないのに批判も何もないでしょ」や「サッカー経験者には分かると思うけど、そういった場面は遭遇するんだよ」「ひとつでも先に進むためには英断だと思う」などと、西野監督の決断を称賛する内容が並んだ。》と、ライブドアニュースは伝えている。

 

 しかし、百歩譲っても日本代表がしたことは、私には受け入れられない。同じ日本人だから応援すべきだろうが、応援する気が失せた。

 なぜなら、彼らは自分たちの運命を自分たちで決めにいかず、他者にまかせたのだ。しかも、セネガルにそのまま負けてほしいと考えたのである。

 一生懸命戦っているセネガルが同点に追いついたら、それですべてがパーになるのに、そういう選択をしたのである。スポーツであろうと、人生であろうと、自分の運命は自分で切り開く。それが当然ではなかろうか。

 そうしない人たちを、応援できるだろうか。これは、日本人だろうと外国人だろうと同じだ。

 

 日本を結果的にアシストしたセネガルのシセ監督は、試合後、日本と明暗を分けたフェアプレー・ポイントの規則について次のように言ったと報道されている。

 「このルールが残酷かどうかはわからない。しかし、イエローカードをもらわないようピッチの上でジャンプしていろと選手に要求することはできない」

 つまり彼は、ルールに対してはあえて批判せず、敗退を受け入れたのである。
「これがフットボール、フェアプレーのルールだ。その点、われわれは劣っていたし、それを受け入れなければいけない」

 しかし、日本はイエローカードを1枚でももらってはいけないと、戦うことをやめ、パス回しをしたのである。

 

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