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[306]疑問だらけの「エリート局長が息子を裏口入学」と「眞子さまの婚約者が米国留学」。報道の裏側になにがあるのか?
2018年 7月 08日(日曜日) 00:12

先週、報道された2つのニュースは、どうしても解せない点がある。報道されていることの向こう側に、なにか重大な真相が隠されているとしか思えない。

 それがなにかは、あえて書かないが、間違いなく真相は報道内容とは違う。

 

 一つ目のニュースは、文科省のエリート局長が、自分の息子を東京医科大に入学させるために、文科省の予算獲得の便宜をはかったというもの。

 いわゆる「受託収賄罪」事件。言葉を替えれば、「裏口入学」事件だ。新聞やワイドショーは、検察の発表通りの内容をそのまま伝えているが、いまどき、この程度の稚拙な裏口入学をやる人間がいるだろうか?しかも、それが文部行政、大学の状況を知っている役人である。

 驚いたことに、このエリート局長=学術政策局長の佐野太容疑者、医療コンサル会社役員の谷口浩司容疑者は逮捕されている。入学試験の点数を水増ししたと報道されているが、検察にそれを立件できる証拠があるのだろうか?

 いずれにしても、東京医科大の臼井正彦理事長らはすでに辞任した。

 

 

 加計・森友問題も、同じような構造なのに、立件しなかった検察が、なぜ、この程度の事件を立件するのか?これを収賄だと証言する証言者がいるのか?証拠があるのか?この点が、本当に解せない。

 

 裏口入学とは言うが、医学部入学に際して、有力者の子息に下駄をはかせて入学させることは、よく行われている。それに金銭が絡むことがあるが、このようなエリート官僚、しかも文科省の局長なら、こんなわかりやすい予算獲得を取引材料にしなくとも、大学側は無条件で受け入れる。

 本当に、裏取引があったのか?

 

 東京医科大は、このところ赤字経営で内紛状態にあると噂されてきた。そういう裏事情が、今回のことに関連している可能性がある。

 さらに、解せないのが、今回の収賄の対象である「私立大学研究ブランディング事業」だ。これには、昨年、加計学園の岡山理科大学と千葉科学大学が認定されている。かなり、いい加減な補助金だから、なぜ、ここに焦点があたりそうな事件を立件するのか、本当に不思議だ。

 

 

 二つ目のニュースは、眞子さまの婚約者・小室圭氏がフォーダム大学のロースクールに学費全額免除での留学が決したということだ。

 最初に聞いたときは、まさかと思った。なぜなら、このような留学はありえないからだ。この疑惑は、日本の新聞各紙、週刊誌報道に続いて、大学側がサイトで「プリンセスの婚約者が入学」と公表したことで、さらに深まった。

 

 『週刊文春』などの記事によると、彼は今年の2月にLSATを受けたという。ということは、そのスコアで志望をフォーダムにしたのだろうか?

 LSATはフルマークが180(下は120)だから、全米のロースクールランキングで30位以下のフォーダムなら、スコアは150ぐらいだったはずだ。

 ただ、それならなぜ、約5万ドルとされるトゥーション(授業料)が全額免除なるのだろうか? だいたい、アメリカの大学はどこでも、入学申請に学費支払い能力証明に関する書類を添付させる。年間5万ドルなら、少なくとも1000万円の銀行預金残高証明書が必要だ。しかし、年収300万円のパラリーガルで、母親の借金無返済がマスコミネタになっている小室家にそんなおカネがあるのだろうか?

 

 さらに、ロースクールでも3年間のJDコースで、その後NY州の弁護士試験を受験するという。すでに弁護士資格を持っている人間なら別だが、単なるパラリーガルを3年間も面倒を見るということは、一般では考えられない。しかし、小室氏の勤務先の奥野法律事務所は、これをするというから驚く。

 

 というわけで、報道では伝えてられない、見えない力が働いた留学のように思える。実際、『週刊朝日』記事では、次の事実が紹介されていた。

 

《これまでフォーダム大学における返済義務のない奨学金は、年間2万ドル(約220万円)の枠だけであった。ところが、ホームページには、「100%学費免除を受けられる新しい奨学金」として今回、小室さんが給付される「Martin Scholarship」の説明がアップされていた。》

 

 見えない力の源泉は、「プリンセスマコの婚約者、ケイ・コムロ」にあるのは間違いない。ただ、この力を誰がフォーダム側に使ったのだろうか?

 小室氏はまだ内定会見を行っただけで、正式な婚約者ではない。ゆえに、誰がフォーダムに口利きをしたかによっては問題が生じる可能性がある。もちろんそれ以外にも問題は残る。

 いずれにしても「疑惑の留学」であるのは、間違いない。
 

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