G1予想[257]第79回 オークス(2019年5月19日) |
2019年 5月 15日(水曜日) 16:54 |
逃げろダミアン!、コントラチェック!
風薫る季節になった。 この季節、馬たちも気持ちよさそうにターフを走っている。となると、気持ちよく逃げた馬がこの季節にもっとも似合う。私は昔から逃げ馬が大好きで、4コーナーを回って直線に入ったとき、「そのまんま」と叫びたいので、一時期、逃げ馬ばかり買っていた。 今回もそうしてみたい。 となると、買う馬は自動的に決まる。コントラチェックだ。これまでの3勝はすべて逃げ切り。しかも、乗るのはオーストラリアからやってきたダミアン・レーン。先週はヴィクトリアマイルでとことん魅せてくれたが、今週は、逃げて魅せてほしい。
とはいえ、オークス2400メートルを逃げ切るのは本当に難しい。これまでを振り返ると、オークスは圧倒的に差し馬が優勢だ。データを見ると、2008年以降で、4角2番手以内で3着入りしたのは3頭のみ。勝ち馬は2017年のソウルスターリング(1番人気)だけという状況。
オークスでの逃げ切りで記憶の残っているのは、1975年テスコガビーと1991年のイソノルーブル。 テスコガビーは1番人気だったが、桜花賞馬を圧勝したのに、前走のトライアルの牝馬特別で3着に敗れていたので、1番人気と言っても単勝は2倍以上つけていた。 しかし、軽快に逃げ、2着ソシアルトウショウに8馬身差をつけて優勝。この8馬身差はオークス史上最大着差となった。 イソノルーブルは逃げ馬にとって不利な大外20番枠を引いた。そのため、4番人気と人気を落としていたが、スローペースに持ち込んで、追いこんだシスタートウショウをハナ差退けて優勝した。
はたしてコントラチェックは逃げるのか? 藤沢調教師は「単なる逃げ馬とは思っていない。逃げて勝っているけど、速い馬がいればその後ろで競馬をすれば問題ない」と言っているが、逃げなければ面白くない。 先日行われたアメリカのケンタッキーオークスは、Serengeti Empress(セレンゲティエンプレス)が逃げ切った。また、ケンタッキーダービーもMaximum Security (マキシマムセキュリティ)が逃げ切ったが、進路妨害で17着に降着させられた。今年は、逃げ切りの年なのだ。 ダミアン・レーンよ、まさか抑えないよな。抑えたら、見る気がしない。ダミアンよ、キミなら東京2400メートルを逃げ切れる。 結論:コントラチェックの単複。コントラチェックから馬連、枠連、総流し。 |