[353]久しぶりに「流れ星」を見て想うこと |
2020年 12月 17日(木曜日) 17:25 |
ここ数年、12月の半ばは、誕生日なので、大磯プリンスに宿泊し、4Fのスパで、インフィニティプール、ジャグジーに入りながら、湘南の海の光景を見ている。一昨日は、夕日が箱根に沈むのを眺め、富士山がオレンジのシルエットのなかにじょじょに夜のとばりに包まれていくのを眺めた。 右手に伊豆半島、正面に伊豆大島、左手に江ノ島と三浦半島。相模湾の景色は、中心の大磯から見るのがいちばんだ。
そして、夜、ふたたび、スパに行き、今度は夜空をずっと見つめていた。小学生のころ、星座盤を買ってもらったとき、毎晩のように夜空を見上げて星座を探したことを思い出す。しかし、大人になってから、どれだけ夜空を見上げてきただろうか? 「満点の星」という言葉があるが、それを体験したのは数回しかない。それも、海外でのことだ。 残念ながら、満点の星は大磯では無理だ。それでも、目を凝らせば、オリオン座やこいぬ座、おおいぬ座は確認でき、「冬の三角形」ペテルギウス、シリウス、プロテオンははっきり見える。 ちょうど、いまは「ふたご座流星群」の時期で、そのせいか、流れ星を見ることができたのだろう。
NHKの番組「コズミックフロント」は毎回見ている。先週来、「はぶさ2号」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰ったサンプルに注目が集まっている。また、昨日は、中国の月面探査機「嫦娥5号」がサンプル帰還に成功した。世界中で、ハビタブルゾーン内惑星の発見と探査が進んでいる。 「私たちはどこから来たのか。私たちは何ものなのか。私たちはどこへ行くのか」 この答は、私が生きているうちには出ないだろう。しかし、星空を見るたびに、この問いが心に浮かぶ。 人類の歴史、とくにいまのコロナ禍など、悠久の宇宙から見れば、一瞬の流れ星に過ぎない。 |
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