メルマガ[547] &[548]「安価地獄」に陥った日本(上)(下) |
No.547 2021/04/27 ここまで物価が安いという現実を直視せよ! コロナ禍で、さまざまな面で浮き彫りになったのが、日本の後進国ぶり。しかし、まだ多くの日本人が自覚していないのが、日本の物価の安さだろう。いったいなぜ、日本はモノとサービスがここまで安くなってしまったのか? 1人当たりのGDPが上がらない、給料が上がらないなか、物価が安いことはいいことである。しかし、ここまで世界と差がついてしまうと、イヤな気分になる。今回と次回(来週配信)の2回に分けて、日本が陥った「安価地獄」を検証する。 [目次] ───────────── ■訪日外国人が驚く日本の物価の安さ ■ダイソーが「100円」なのは日本だけ ■「くら寿司」はアメリカでは1皿330円 ■ディズニーランド入場料も世界一安い ■ビッグマック指数では世界25位 ■スターバックス指数では世界36位 ■高級品価格では日本を超えた中国 ■物価より深刻な1人当たりのGDPの安さ ■4人に1人しかパスポートを持っていない ──────────────────
No.548 2021/05/04 デフレを放置したままだと先進国転落は確実 前回のメルマガでは、100円ショップ、回転寿司、ディズニーランドの入場料などを世界と比較して、日本のモノとサービスがいかに安いかを述べた。まさかここまで安いのかと、改めて思った人も多いのではと思う。 しかし、モノやサービスだけではなく、1人当たりのGDPも給料も安いとなると、問題は深刻である。このまま限りなくデフレが続くと、日本は立ち直れなくなるからだ。 なぜ、日本は「安価地獄」に陥ってしまったのだろうか?ここから脱出するにはどうしたらいいか? を考えてみたい。 [目次] ───────────── ■日本だけ給料が上がらなかった ■世界基準の給料を出すと非難される ■中国の賃金事情はどうなっているのか? ■中国大都市部の給料は日本と並んだ ■なぜ給料は上がらず物価は安くなったのか? ■次世代産業を育てることに失敗した ■「物価安」「低賃金」が続くとなにが起こるか? ■次のターニングポイントは2025年 ────────────────── 山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。 有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。 (その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい) 配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。 ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。 ──────────────────────────────────────────── |