メルマガ[590] どうなるスタグフレーション:伝統的な方法による生活・資産防衛は可能か? |
No.590 2022/01/25 これまで私は何度もインフレを警告してきたが、現在の世界情勢を見るかぎり、インフレは止まりそうもない。最悪なのはわが国で、すでにスタグフレーション(不景気下のインフレ)の様相を呈している。 このままいけば、物価は上がっても給料は上がらない。現金の価値は低下する一方になる。すでに、昨年10月の時点でこのことを警告し、スタグフレーション下でどのような行動をとればいいのかに関して2回ほど言及した。今回は、その3回目である。 今回、私が言いたいのは、現在のスタグフレーションは、背景にコロナ禍と金融緩和バブルがあるので、単純な伝統的方法では対処できない可能性があるということだ。 [目次] ───────────── ■首相「施政方針演説」でインフレに触れず ■市場経済を理解していない賃上げ強要 ■日銀の物価上昇率1.1%という大甘予測 ■カザフスタンとトルコでなにが起こったか? ■アメリカのインフレは39年6カ月ぶりの高率 ■欧州が陥った「グリーンフレーション」の罠 ■減速し始めた中国経済と習近平リスク ■世界と異なる「1人スタグフレーション」 ■スタグフレーションでは貨幣価値が下がる ■ヘッジするための伝統的な3つの方法 ■株価の動きは複雑化し上がるとはかぎらない ■日本国内での不動産投資はハイリスク ■資産ヘッジの鍵はエネルギーと農産物 ■円建て資産の比率を大幅に減らすこと ────────────────── 山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。 有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。 (その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい) 配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。 ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。 ──────────────────────────────────────────── |