メルマガ[593] メディアの「ニッポン」礼賛は危険。哀しいかな、それは日本衰退の裏返しにすぎにない |
No.593 2022/02/08 北京冬季五輪が始まり、テレビは連日「ニッポン、ニッポン」の大合唱。日本選手の動向に、一喜一憂する日々が続いている。 そこで思うのは、最近の日本のメディアは、愛国心の強要、自国礼賛が強すぎるのではないかということ。同じ日本人だから、日本選手を応援するのは自然なことだが、あまりにも「ニッポン、ニッポン」を連発されると、度がすぎないかと反発したくなる。 とくに、経済・外交がナショナリズムに傾くと、個人にとってはなにもいいことはない。メディアがナショナリズムを煽るのは危険なうえ、日本の進路を誤らせるだけだ。 [目次] ───────────── ■多すぎる「〇〇ジャパン」「〇〇ニッポン」 ■『Youは何しに日本へ?』に登場する外国人 ■メイドインジャパンは昔とは違っている ■アマゾンの「観光部族」を使ったヤラセ ■「愛国ポルノ」は日本凋落の裏返し ■自信をなくした国民が求めるナショナリズム ■いまの日本の保守、右派は歪んでいる ■夏目漱石も皮肉った「大和魂」の虚構 ■「経済ナショナリズム」が世界で横行中 ■国家はなぜ領土を拡張しようとするのか ■国民は近代がつくった想像的な産物 ────────────────── 山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。 有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。 (その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい) 配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。 ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。 ──────────────────────────────────────────── |