メルマガ[594] 台湾有事、米中戦争にリアリティはない。アメリカも中国もそこまで愚かではない |
No.594 2022/02/15 北京冬季五輪が終わると、世界情勢は一気にきな臭くなりそうだ。欧州ではウクライナ、東アジアでは台湾の緊張がどんどん高まっている。そんななかで、日本は外交スタンスも定まらず、将来ビジョンもなく、国内言論は完全に現実離れしている。保守派は中国を敵視して「台湾を守る」と勇ましいが、本当にそんなことができると思っているのだろうか? それ以前に、中国は本当に台湾を武力併合するだろうか? その場合、アメリカは中国と本気で戦争する気があるだろうか? ということを、現実に即して考えてみるべきだろう。アメリカも中国も、直接対決するなど、そこまで愚かではない。「見せかけだけの危機」に騙されてはいけない。 [目次] ───────────── ■強硬だが中身が伴わない保守、右派言論 ■「敵基地攻撃能力」というカラ論議 ■台湾有事は起こるか?よりいつ起こるか ■習近平3期続投とアメリカの中間選挙 ■アメリカとの戦争覚悟で台湾に侵攻? ■「台湾防衛の義務がある」とバイデン大統領 ■なぜ、アメリカは中国を敵視するのか? ■覇権戦争では当時国は勝者にならない ■米軍トップが中国に攻撃しないと電話 ■軍人は「ゲーム理論」通りに行動する ■米中戦争でもっとも損をするのは日本 ■日本の最大の問題はスタグフレーション ■米中両国ともに地球温暖化対策に邁進中 ────────────────── 山田順の「週刊:未来地図」 ― 経済は?ビジネスは?今後確実に起こる未来の歩き方。ときどき、取材裏話、スクープ、身辺雑記。 有料メルマガの購読、課金に関するお問い合わせは、 このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にして下さい までお願いいたします。 (その他のアドレスですと、お返事できない事がございます。御了承下さい) 配信中止、メールアドレスの変更はfoomiiのマイページから変更できます。 ログイン時に登録したID(メールアドレス)とパスワードが必要になります。 ──────────────────────────────────────────── |